今求められる品質レジリエンス

アイソス2021年9月号の特集は「今求められる品質レジリエンス」です。激動する環境下においても生き抜いていける変化に強い品質マネジメントシステムとは何か、そして、どのように再構築すべきかについて、「品質レジリエンス」、すなわち“逆境を乗り越え、さらなる進化をとげる組織の力”をキーワードに、小林久貴氏(小林経営研究所代表取締役)が解説します。本特集は、以下の4つのパートで構成されています。

  1. 今求められる品質レジリエンスとは
  2. 品質レジリエンス向上にISO 9001プロセスアプローチを活用する
  3. 逆境を品質レジリエンス向上の機会ととらえる
  4. 品質レジリエンス向上のためのQMS再構築のすすめ

巻頭言のViewpoint this monthでは、日本が幹事国を務めるTC315(コールドチェーン物流)の第1回総会(バーチャル)が6月に開催され、8カ国約50名のエキスパートが参加し活発な議論が行われましたので、その内容をTC315国際議長を務める根本敏則氏(敬愛大学経済学部教授)に報告いただきました。総会では、日本からの「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」をベースにしたBtoBのコールドチェーン物流サービスの国際規格化提案をはじめ、中国や韓国からも今後提案予定の新規プロジェクト案が紹介されました。

以下、9月号の目次を紹介します。

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第13回知識構造化シンポ開催

毎年恒例の日本科学技術連盟主催「知識構造化シンポジウム」も今年で13回目を迎えます。今回はライブ配信で行われ、9月17日(金)13:30から17:00まで開催、品質保証部門や技術部門などが連携してSSMを実践し、未然防止活動を強化している3社(栗田工業、デンソー、ブラザー工業)の取組みを紹介します。

このシンポジウムに、アイソス読者先着5名様を無料ご招待いたします。対象は、組織でトラブル予測や未然防止活動を実践されている方、SSMにご関心のある方です。同業のコンサルタントの方やすでにSSMを導入されている組織の方、一度無料ご招待を受けたことがある方はご遠慮ください。
無料ご招待へのお申し込みは、こちら

先着5名様無料ご招待は定員になりましたので締め切らせていただきました。

SSM(Stress-Strength Model:ストレス-ストレングスモデル)とは、製品や工程に起こりうるトラブル発生メカニズムの知識を将来の設計・計画に再利用できるように構造的に表現するモデルであり、開発・提供元は構造化知識研究所(田村泰彦社長)です。同社では、SSMによるトラブル予測・未然防止システムの構築及び運用を支援しています。
(第13回知識構造化シンポジウムの詳細)
https://www.juse.or.jp/src/seminar/subpage/24/3/43
(SSMとは?)
http://www.ssm.co.jp/ssm/

パフォーマンス改善のJIS Q 902X活用法

アイソス2021年8月号の特集は「JIS Q 902X(パフォーマンス改善)規格群をどう活用するか」です。日本にはISO 9001の認証組織が約5万件あり、2015年版への2度目の更新審査が今秋から始まろうとしています。すでに2015年版の仕組みは組織に馴染んでいると思いますが、パフォーマンス改善への取組みは着実に進んでいるでしょうか。日本にはISO 9001や9004導入組織へのパフォーマンス改善のための指針として、JIS Q 902X規格群があります。ぜひ使ってください。本特集では、JIS Q 902X規格群の開発作業に携わった委員の方々にご参集いただき、これらの規格の活用方法について座談会形式で議論いただくとともに、「方針管理」(JIS Q 9023)、「継続的改善」(同9024)、「品質機能展開」(同9025)、「日常管理」(同9026)、「プロセス保証」(同9027)の5つのパフォーマンス改善の規格について、それぞれ解説記事をお願いしました。

巻頭ページのViewpoint this monthでは、テクノファが開発した「ナラティブ内部監査」をご紹介します。 この内部監査は、“いまの状況”だけでなく、“いままでの経過”と“いまからのあるべき姿”にまで視点を拡大して行い、組織の改善・革新につなげようという試みです。ナラティブ内部監査員には、ラポールや傾聴といった被監査者の声を聴き出す技術と問題解決につなげる力量が求められます。テクノファでは、すでに第1回の研修を済ませ、受講者からは「自社で取り組んでみたい」という声も上がっているそうです。発案者であるテクノファ取締役会長の平林良人氏からナラティブ内部監査の開発経緯と概要、今後の展開などについて話を聞きました。

以下、8月号の目次を紹介します。

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発行間近のサービスエクセレンス国際規格を特集

アイソス2021年7月号の特集は「サービスエクセレンスの国際規格発行」です。高い人件費と人口減の先進国がサービス分野においてグローバル市場で生き残るには、上位のサービス提供で差を付けるしかありません。ISO/TC312においてドイツや日本が積極的に取り組んだサービスエクセレンスの国際規格が狙っているのは、「顧客満足」レベルではなく、「カスタマーデライト」という上位レベルのサービスです。同TCからまもなくサービスエクセレンスに関する2本の規格が発行されます。1つは、ドイツ主導で開発したISO 23592(原則及びモデル)であり、もう1つは日本主導で開発したISO/TS 24082(卓越した顧客体験を実現するためのエクセレントサービスの設計)です。本特集ではTC312エキスパートの方々に参集いただき、今回の両規格の開発経緯、日本の規格戦略、規格の学び方・活かし方、今後の開発スケジュールなどについて対談及び座談会の形で議論いただいた内容をお伝えします。

巻頭ページのViewpoint this monthは「狩野モデル」誕生の秘密です。 「製品が物理的に充足していることと、製品に対して顧客が満足することとは、別物ではないか?」−若い頃からこの点が引っ掛かっていた狩野紀昭氏は、1977年に米国で行動科学と出会い、ハーズバーグの「動機づけ・衛生理論」を学んだ時に、「これだ!」と思ったそうです。帰国後、カラーテレビの品質に取り組んだ際、顧客とメーカーが対話できる「品質要素」に着目、それを、これまで引っ掛かっていた顧客満足を縦軸に、物理的充足状況を横軸に取った四象限マトリックスの上にプロットしました。「狩野モデル」の誕生です。狩野モデルは論文「魅力的品質と当り前品質」(1984年)の中で発表され、その後世界的に有名になりました。このモデルは、どのような経緯で生まれ、現在その発展形はどのように考えられているのか、狩野氏から話をお聞きしました。

以下、7月号の目次を紹介します。

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9001・9004・TQMをどう活用するか

アイソス2021年6月号の特集は「9001・9004・TQMをどう活用するか」です。本特集ではISO 9001、ISO 9004、TQMを比較検討し、その共通性とそれぞれの特徴を明らかにしながら、組織でどのように活用すべきかを提言します。中條武志氏(中央大学教授)には、9001・9004・TQMの3つのモデルを解説いただきながら、特にTQMについて、どのようなアプローチで組織が目指すべき姿を全員参加のもとで実現させていくのかを提言いただくとともに、経営者及び推進者向けの役割について語っていただきました。続いて青木恒享氏(テクノファ代表取締役)には、ISO 9001を経営者にとっての教科書と位置付け、主に経営者向けに規格の読み方・使い方及び7つの管理ポイントについて提案いただきました。最後に安藤之裕氏(安藤技術事務所技術士)には、ISO 9004の思想と規格構造を、ISO 9001及びTQMと比較しながら説明いただき、特にISO 9001にはない概念について解説いただきました。

日本適合性認定協会(JAB)主催による「第9回 JABマネジメントシステムシンポジウム」がオンデマンド配信の形で開催されましたが、その中で「遠隔技術を取り入れた内部監査、認証・認定審査」をテーマに小島康氏(中央エンジニアリング 顧問)が講演を行いました。本誌巻頭のViewpoint this monthでは、この講演で取り上げられた、リモートによる内部監査・認証審査の実例と審査員へのアンケート調査結果を踏まえたリモート内部監査・審査のメリットとデメリット、今後の課題などについて、小島氏から話を伺いました。

ISOは、COVID-19パンデミック下における安全な労働のための一般的な指針としてISO/PAS 45005を2020年12月に発行、ISOのウェブサイトで無償公開しています。NEWS & REPORTSでは、同規格の開発経緯、規格の全体構成と特徴、ISO 45001認証組織における活用方法、国内での議論及び今後の開発予定などについて、同規格開発に参加した日本規格協会の横田洸氏と古野毅氏に解説いただきました。

以下、6月号の目次を紹介します。

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ISO殿堂入りした学生制作の標準化ゲーム

アイソス2021年5月号(4月10日発行)の特集は「ゲームで標準を使う・作る・教える」です。皆さんは「野球殿堂」という言葉をご存知だと思います。野球界に貢献し功労賞を受賞した人物は、その肖像レリーフが野球殿堂博物館に展示されます。ISOの世界でも、殿堂入りした日本のゲームがあることを知っていますか? 中部大学の伊藤佳世准教授が指導する中部大学ESDエコマネーチームの学生が開発した標準化ゲームが、ジュネーブのISO本部に展示されています。まさに「ISO殿堂」のゲームなのです。本特集では、今回のこのゲームの開発史と活用状況、学生主体の標準化活動の取組み、8種類のゲームの内容などを紹介しています。

巻頭のViewpoint this monthでは、日本が世界に先駆けてデータ流通を安全・安心な制度の中で利活用でき、ビジネスの活性化につなげるための仕組みづくりを提案している活動の中心人物である、データ社会推進協議会(DSA)代表理事・事務局長である眞野浩氏(EverySense.Inc CEO)から話を聞きました。眞野氏は、日本のデータ流通の仕組みづくりに取り組むとともに、IEEEではデータ流通の仕組みの標準であるP3800を開発するWGの議長も務めています。

以下、5月号の目次を紹介します。

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