エネルギーマネジメント国際規格最新動向

月刊アイソス2020年12月号(277号 2020年11月10日発売)の特集は「EnMS 国際規格 最新開発動向と活用の奨め」です。ISO 50000(エネルギーマネジメント)シリーズの開発・改訂を審議しているISO/TC301では新たな規格開発に取り組んでいます。日本からは、ISO 50009「複数組織が実施する共通のエネルギーマネジメントシステムのガイダンス」(現在FDIS段階)と「エネルギーマネジメント進捗度の測定」(新規提案としてISOで9月に可決)の2規格が提案され、現在審議中です。本特集では、EnMS(エネルギーマネジメントシステム)国際規格開発の現状と今後の計画、前述した日本発の2規格の紹介、日本の省エネルギー法とEnMS規格との関係、SDGsに紐付けたエネルギーマネジメントへの取組み、日本企業の今後のエネルギーマネジメントの在り方などについて、ISO/TC301国内委員会委員の方々に執筆いただきました。
 
NEWS & REPORTSでは、ISOマネジメントシステム規格(ISOMS規格)の世界における認証数を調査した『The ISO Survey 2019』の内容を紹介します。同調査は2019年12月31日までに世界で発行された認証数を集計したもので、対象となった12規格の認証数の合計は135万7,241件であり、2018年末時点の130万7,603件よりも約5万件増えています。
 
Viewpoint this monthでは、BSIグループジャパンからリモート審査とオンライン研修についての取材記事を掲載しています。 BSIグループジャパンはコロナ禍でも一度も審査をストップさせず、2月中旬からリモート審査を部分的に導入し始め、5月時点で全審査の7割をリモート審査に切り替えました。BSIではリモート審査を3つのレベルに分けており、現在はモバイル技術を活用したレベル2の段階ですが、今後はスマートグラス技術を組み合わせたレベル3の段階を目指すとしています。また、BSIグループジャパンは、4月以降、JRCA承認コースを除き、全コースの9割をZoomを使ったオンライン研修に切り替えました。Zoomのインタラクティブな機能をフルに活用して、BSIの研修の特徴である「アクセラレーテッドラーニング」を継承・発展させているそうです。審査については、認証事業本部の本部長・西中宏氏と部長・中村良和氏から、研修については、営業本部教育事業部オペレーションマネージャーの椿加津代氏と研修講師の笹原雄大氏から話を聞きました。
 
以下、アイソス12月号の目次を紹介します。
 

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格言が示唆する内部監査

月刊アイソス2020年11月号(276号 2020年10月10日発売)の特集は「格言が示唆する内部監査」です。ISO 9001は品質管理の枠組を示す包括的な規定です。しかし、ともすれば、堅苦しく解釈し、実行するのが息苦しくなる場合もあります。ロジカルな手順も必要ですが、一方で士気を高揚させるような「大義」も有効です。「大義」を表現した文言で、日本人に古くから親しまれ、引用されてきたのが中国の格言です。そこで、ISO 9001を中国の【格言】に対応させ、内部監査の視点をISO 9001:2015の箇条に沿ってまとめてみました。特集記事の執筆者は、TIA クエストフォーラム 日本ハブ事務局(株式会社テクノファ講師/TL 9000マスタートレーナー)の吉崎久博氏です。
 
Viewpoint this monthでは、GAP認証機関であるAFCインターナショナルが、JGAP/ASIAGAP認証農場・つくば良農のキャベツの栽培・収穫・取扱いに対して「JGAP青果物2016」に基づくリモート審査を5月20日にトライアルで実施、翌月5日には同じリモート審査を外部の関係者にもオープンにする形で行わましたが、本稿ではその審査を行ったASIAGAP上級審査員の中川宏昭氏からリモート審査の内容と成果について話を聞きました。
 
以下、アイソス11月号の目次を紹介します。
 

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テレワーク時代のISOマネジメント

月刊アイソス2020年10月号(275号 2020年9月10日発売)の特集は「テレワーク時代! ISOどうする? と思ったら読んでください」です。コロナ禍で加速する企業のテレワーク対応。では、テレワーク対応のISOマネジメントシステムの在り方とは? その具体的な対応方法とは? 本特集ではこの課題について、NTTテクノクロス(株)戦略ビジネス特区主席コンサルタントの田中僚史さんが応えてくれました。田中さんは、テレワーク時代に入った今がチャンス! この時期にこそ、ISOマネジメントシステム QMS/EMS/OHSMS/ISMSを統合、最適化しましょう! と提案しています。そして、各ISOマネジメントシステム規格でのテレワーク対応を示すとともに、統合マネジメントシステムによってテレワーク対応がもっと効率良く推進できることを自社事例を元に解説しています。
 
Viewpoint this monthでは、7月に国内で初めて労働安全衛生マネジメントシステム認証機関として日本適合性認定協会(JAB)から認定された中央労働災害防止協会の認証事業責任者である斉藤信吾さんから、ISO 45001とJIS Q 45100認証の違い、JIS Q 45100認証普及への思いを語っていただきました。
 
10月号から7本の新連載がスタートしました。連載執筆者は、東京大学大学院情報理工学系研究科教授・江崎浩氏、山下技術開発事務所代表・山下克司氏、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社マネジャー・橋田貴子氏、東京大学名誉教授・飯塚悦功氏、株式会社クオリティ・クリエイション代表取締役(元トヨタ自動車株式会社TQM推進部長)・古谷健夫氏、株式会社日本環境認証機構(JACO)審査本部食品ビジネスユニット/審査本部長・食品ビジネスユニット長・水上浩氏、同ユニット参事・大橋文昭氏、マネジメントシステムアドバイザー・鈴木信吾氏です。ご期待ください。
 
以下、アイソス10月号の目次を紹介します。
 

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企業が生き延びるためのリスクマネジメント

月刊アイソス2020年9月号(274号 2020年8月10日発売)の特集は「企業が生き延びるためのリスクマネジメント」です。コロナ禍はリーマン・ショックよりも大きなダメージを世界経済に与えることが予想される中、企業は生き延びるための術を身に付ける必要があります。今起きている災禍や景気低迷を一過性のものと捉えず、今後何度も起こり続けることを前提に、企業は持続的発展の仕組みを構築・運用しなければなりません。9月号の特集では、冒頭で有事で役立つ標準整備の必要性を説き、企業が生き残るためのマネジメントツールとして、ISO 31000(リスクマネジメント)、ISO 22301(事業継続マネジメントシステム)、そして日本提案で国際規格化を目指す防災ISO、それぞれの特徴及び最近の動向を解説するとともに、韓国・中国によるCOVID-19対策と並行した衛生管理等の国際規格化を狙った動きを報告、最後にISO 22301を含めた統合マネジメントシステム認証組織の取組みを紹介しています。

Viewpoint this monthでは、日本適合性認定協会(JAB)の新専務理事に就任した森内譲氏をインタビュー。ISOマネジメントシステム認証の件数が下降する中、今後の事業拡大のターゲットとして試験所や農水産物の輸出対応の認定事業に伸び代があるとしています。

NEWS & REPORTSでは、「エクセレントサービスの国際標準化に向けて」をテーマに、東京大学大学院工学系研究科品質・医療社会システム工学寄附講座主幹研究員の原辰徳氏が、出来上がったばかりのISO/TS 24082(エクセレントサービスの設計)の作業原案(WD)をベースにした最新情報を提供しています。

以下、アイソス9月号の目次を紹介します。

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第12回知識構造化シンポジウム開催

「第12回知識構造化シンポジウム」は9月18日(金)13:00から17:00まで、日科技連・東高円寺ビル(東京都杉並区)において日本科学技術連盟主催で開催されます。恒例のSSM取組事例の発表とともに、今回は韓国からJeong Kyung Hun氏が来日し、韓国企業におけるFMEAとSSMの活用事例についての特別講演もあります。SSM取組事例のテーマと講演組織を紹介すると、「講演1:SSMを活用したエンジンの設計不適合未然防止」(三菱重工エンジン&ターボチャージャ)、「講演2:SSMによる設計知識データベース活用の全社展開」(アズビル)。事例発表後は、Jeong Kyung Hun氏の招待講演、構造化知識研究所・シニアコンサルタントの長谷川充氏によるSSM導入の進め方と最新動向についての特別講演、最後に同社社長・田村泰彦氏をコーディネーターに迎えて全講演者をパネリストとする総合討論が行われます。

読者サービスとしまして、先着5名様に限り、無償でご招待します(すでにSSMを導入済みの組織、コンサルタントなどの同業者、あるいは個人のお申込みはご遠慮ください。組織において不具合情報等を扱う担当者が対象となります)。今回は会場での集合形式による開催のほか、ライブ配信も同時開催。いずれかを選択してお申し込みください。お申込はこちらから。

誠に申し訳ありませんが、定員に達しましたので、無料ご招待の受付を終了させていただきます。

◇同シンポの詳細は下記URLで。
https://www.juse.or.jp/src/seminar/detail/page/ssms

IATF 16949の7つの意図

月刊アイソス2020年8月号(273号 2020年7月10日発売)の特集は、「サプライチェーンが知っておくべきIATF 16949の7つの意図」です。特集記事は武内幸雄氏が執筆しています。武内氏のIATF 16949の解説は、具体的事実に裏付けられた説得力があります。おそらく自動車会社で30年間、自動車部品会社で8年間蓄積してきた経験と技術、20年にわたる審査とコンサルティングで得た知見などが、歯切れの良い明解な言説のバックボーンになっているのでしょう。今回の特集では、その武内氏に、これまでの審査及びコンサルティング経験を踏まえ、自動車部品サプライヤーがIATF 16949の意図を十分理解していないと思われるテーマを7つ選んで、その問題点と対応方法を解説していただきました。読み始めるうちに、「そうか、こういうことだったのか!」と膝を打つ読者がたくさん出て来るに違いありません。

Viewpoint this monthでは、6月1日からリモート審査をスタートさせた日本品質保証機構(JQA)から、リモート審査に至る経緯、トライアル審査で得た経験、リモート審査のメリット、今後の審査の展開について話を聞きました。

巻末には特別付録として、トランジション・サポートセンター代表の柴田圭介氏執筆による「たこ焼き屋さんで学ぶ楽しいQCツール − QCツールってこんなに楽しい −」の前編を掲載しています。

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