JAB

速報 QMS/EMS認証件数(2012.3)

財団法人日本適合性認定協会(JAB)は4月24日付のプレスリリースで、2012年3月末時点での国内のISOマネジメントシステム認証組織件数を発表した。これは国内で活動するマネジメントシステム認証機関を対象にアンケート調査を行ったもので、 JABが4半期に1度実施しているものである。表記内容は下記の通り。国内全認証件数は、JABから認定されていない認証機関の認証件数+JAB適合認証件数の合計。MSは、マネジメントシステムの略。

規格名と規格内容
2012年3月末時点での国内全認証件数(内JAB適合件数)
2011年3月末時点での国内全認証件数(内JAB適合件数)
前年同月比の国内全認証件数の増減(内JAB適合件数の増減)

QMS: JIS Q 9001 (ISO 9001) 品質MS
49,972件(40,852件)
50,237件(41,676件)
▼265件(▼824件)

EMS: JIS Q 14001 (ISO 14001) 環境MS
26,225件(21,738件)
26,028件(21,962件)
△197件(▼224件)

ISMS: JIS Q 27001 (ISO/IEC 27001) 情報セキュリティMS
4,288件(68件)
3,931件(887件)
△357件(▼819件)

FSMS: ISO 22000 食品安全MS
659件(415件)
538件(314件)
△121件(△101件)

AS-QMS: JIS Q 9100 航空宇宙品質MS
403件(346件)
356(312件)
△47件(△34件)

TL-QMS: TL 9000 電気通信品質MS
10件(10件)
9件(9件)
△1件(△1件)

MD-QMS: JIS Q 13485 (ISO 13485) 医療機器品質MS
537件(206件)
495件(192件)
△42件(△14件)

これをみると、ISO 9001認証件数は減少傾向が続いており、特にJAB適合件数は前年比824件も減少している。ISO 14001認証件数は全体としては増加しているが、JAB適合件数は減少している。ISO/IEC 27001は極端で、全体としては357件も増えているが、JAB適合件数は819件も減少している。そのほかのISOマネジメントシステム規格の認証件 数はいずれも増加している。

関連記事

  1. ISO 50001でJAB訪問
  2. 速報 QMS/EMS認証件数(2011.6)
  3. 認証の移行期間の起算日
  4. JABが来年4月からJGAP認定開始
  5. 速報 JAB環境ISO大会(2009)
  6. 速報 QMS/EMS認証件数(2012.6)
  7. 速報 QMS/EMS認証件数(08.12)
  8. 速報 QMS/EMS認証件数(2013.12)

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (5)

    • イソハドーグ
    • 2012年 4月 26日

    EMSの件数が興味深い推移をしていますね。
    認証総数は増えていて、JAB適合件数が同レベルの規模で減っている。認証組織は、ノンJAB志向になっているのでしょうか?
    だとすればノンJABにはどんなメリットがあるのでしょうか?
    価格以外のメリットを知りたい今日この頃です。

    • 中尾優作
    • 2012年 4月 26日

    価格以外の動機というのは、なかなかイメージしにくいですね。ノンJABといっても、いろいろな機関があるでしょうし。個人的には、ノンJABの審査機関ながら、楢崎建志さんのEMS審査なら受けてみたいなあ、とは思いますね。

    • おばQ
    • 2012年 4月 28日

    ノンジャブとかJABという分け方は適正かどうかと考えなければなりません。
    そもそもノンジャブという表現はJABでないことを意味していますが、ノンジャブと呼ばれている機関は別に同じ特性を有しているわけではありません。
    それにJABといっても同じレベルなのかどうかも大いに疑問です。
    むしろ今後は一定水準以上とか以下という区分けをして評価すべきかもしれません。その評価は例えばアイソスのアンケート結果とかも使えるのではないでしょうか。

    • どなんだろうと思う仔豚
    • 2012年 5月 11日

    おばQさんどうも(^0_0^)
    「いんたぁなしょなる」という視点で考えて、もしかしたら世界が期待しているレベルはいわゆるノンジャブと言われているレベルでOKなのかもと思うところがあります。
    少なくともお隣の件数を伸ばしてられる国の「標準」は違うところにあるようです。
    JABさんが掲げられている「理想」は、世界で「勝つ」ためには必要なことなのでしょうけれど、そのレベルでないからと言って「いんたぁなしょなる」的なレベルを否定することが正しいのか解らなくなっています。
    もしかしたら、「ガラパゴスシステム(ガラシス)」になっているのかもとも思います。それはそれで素晴らしい理想だし、そこまでいかないと効果はでないとも思います。
    ここを理解していないと、ISO認証を「ぎりぎり」で取って「なぁんにも効果が出ない」なんていうことになるのかと思います。

    • おばQ
    • 2012年 5月 30日

    子豚さん、コメントありがとうございます
    人の文章はよく読んでほしいのです
    >そもそもノンジャブという表現はJABでないことを意味していますが、ノンジャブと呼ばれている機関は別に同じ特性を有しているわけではありません。
    この意味は、JABというカテゴリーは存在して共通の属性を有しているだろうけれど、ノンジャブというカテゴリーは共通の属性を有していないということです
    よって
    >もしかしたら世界が期待しているレベルはいわゆるノンジャブと言われているレベルでOKなのかもと思うところがあります
    という論理はナンセンスです

ピックアップ記事

月刊誌『ISOマネジメント』が休刊

日刊工業新聞の関連会社である日刊工業出版プロダクションが発行している月刊誌『ISOマネジメント』が8…

認証の移行期間の起算日

日本適合性認定協会(JAB)は9月25日、認証機関向けに「ISO(JIS Q)9001:2000発行…

言い換え力

つい先日、「ISMS導入半日セミナー」(日本規格総合研究所主催)を受講したのですが、私の目当ては、I…

写真で見るトライアスロンのサステナ

「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」は、2012年の大会ではイベント単体で、2013年は大会を運営…

「雑誌のデジタル進化は可能か?」

7月10日、東京ビックサイトで開催された東京国際ブックフェア専門セミナーの1つである「雑誌のデジタル…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP