資格/検定

CPD用紙を書く力量

「アイソス」というISOマネジメントシステムの専門月刊誌があります。
同誌の読者の中には、QMSやEMSの審査員資格者がたくさんおられます。
そんな方々から、CPD(継続的専門能力開発)に関する次のような要望があったそうです。

旧CPD用紙(CPD実績に対して上司や研修会主催者などの証明印(あるいはサイン)の欄があった)時代によくあった要望:
「アイソスを読んだことを、実績としてCPDの用紙に書いて貴社に送るから、貴社のほうでその用紙にサインまたは押印して、返送して欲しい」

システム規格社(アイソスの発行元)の対応:
「あなた様が確かに読書をしたことの証明は、当社ではできません。あなた様が組織にお勤めの場合は、上司の方などにサインをもらってください」

最近あったCPDに関する要望:
「アイソスを確かに貴社から購入して読んだことを証明するため、領収証を発行して欲しい」

システム規格社の対応:
「当社から直接購入された場合で、まだ未発行の場合は、領収証を発行することはできますが、領収証をCPDの用紙に添付する必要はありません」

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コメント

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  • コメント (4)

    • えきせんとりっく
    • 2009年 2月 12日

    何なの、一体、これ………って、開いた口が塞がりません。
    「アイソス」読んだら、その部分を自分なりに要約して、どっかで講演するなり、議論するなり、そのくらいの事、審査員なら、やれよって言いたくなります。
    うがった言い方をすれば、「畳の上の水練」に、システム規格社からのお墨付きを貰おうって、さもしい根性が透けて見える。
    何とも情けない話ですねえ……

    • 中尾優作
    • 2009年 2月 16日

    えきせんとりっくさんへ
    このブログを書いた時に、久しぶりに従来版と現行の版の申請用紙を比較してみたのですが、すごく良くなったと思います。受講や読書を第三者がサインして証明するとか、講演を聴くといった受動的参加だと時間を半分にして計算するとか、そういった煩雑であまり意味のない手続きがなくなりましたからね。やっぱり、制度は少しずつ良くなっていると思います。その分、形式的な手続きだけでパスするといった従来の方法が少しずつ通用しなくなっていくので、そっちのほうが好きな人は大変になってくるでしょうが・・・

    • 師範
    • 2009年 2月 25日

    こんにちは。
    本末転倒なのかもしれませんね。
    自身がプロの審査員として、市場のニーズに応えるためにやったことをCPDに書き出すだけなはずですから。

    • 中尾優作
    • 2009年 2月 25日

    師範さんへ
    KさんがJRCAの所長になったばかりの頃に取材に行ったことがあります。当時は、CPDの時間のカウントが、講義の受講などの場合は受動的なので、受講時間の半分しかCPDとしてカウントできない、といった仕組みになっていました。一方、IRCAだと、講義を受講すれば、その講義時間がまるごとCPDとしてカウントできます。「加藤さん、こんな仕組みをいつまでも続けていたら、IRCAのほうがCPDを稼げるというので、みんなJRCAからIRCAに移ってしまいますよ」と私が言うと、加藤さんは真顔で「いや、僕はCPDなんてくだらないと実は思っているんです」と言われたので、面食らったことがあります。スケールの大きな人だったので、もっと長い間、JRCAで暴れて欲しかったのですが・・・

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