第二者監査

世界規模で二者監査委託

zadankai世界規模で取引先の二者監査を複数の認証機関に委託している某食品メーカーのオーディットマネージャーと、その委託先認証機関の審査員の方々とを取材させてもらった。これは、QMS/EMS/OHSMS/食品安全MSなどのISO規格要求事項に、自社固有の要求事項をプラスした基準で、認証機関の審査員が代行監査を行うというもので、日本だけでなく、世界中のサプライヤー対象に実施されている。

「なぜ、複数の認証機関を使うのか?」というアイソスの質問に対してオーディットマネージャーは、「良い品質を求めるのなら、サプライヤーは複数持たなければならない、これが当社の購買ポリシー。もちろん、複数の機関が監査することによる、シナジー効果にも期待している」とのこと。

監査員の指摘については、「その指摘が、組織の改善につながらなければならない。例えば、ある取り組みをしなければならないのに、していない組織があるとする。その組織に対して、どういう指摘をすれば、その取り組みをしてくれる組織に生まれ変わるのかを考えなければならない」(オーディットマネージャー)としている。

それにしても、100年以上の歴史を持つ複数の認証機関の審査員に対して、これまた100年以上の歴史を持つグローバル企業のオーディットマネージャーが、世界規模で監査基準の説明や監査コーチングをしている状況というのは、活動範囲がほとんど日本国内に限られている国産認証機関がなかなか入って行きにくい、エスタブリッシュメントな世界のように思える。

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