第三者審査

J-VACのオープニング会議

20110520_morita.jpgISO審査機関・J-VAC(ジェイ-ヴァック)が審査で使用するオープニング会議(審査初日、審査側が行う最初のプレゼンテーション)のパワーポイント資料を見せてもらった。

スライドの冒頭で「2011年度のJ-VAC品質方針と品質目標」が提示される。これはまた、どうして?
(J-VAC・森田允史社長【写真】)

「私どもが審査機関として、どのようにISO 9001に取り組んでいるのかを組織に知ってもらうためです。まだまだ、実際の品質方針とISO用に作った『品質方針』が、かけ離れている組織が多い。組 織を取り巻く世界の環境はめまぐるしく変化しているのに、『品質方針』は何年も同じままという組織がある。そんな『品質方針』に基づいた品質目標ですか ら、当然実務にリンクしていない。そこで、品質方針とはどういうものなのか、品質目標はどういうものなのか、それを当社の事例をもって説明しています」 (森田氏)

スライドの最後2枚のタイトルは「不適合の指摘のない審査のリスクとは?」「良い不適合指摘の内容とは?」。これは、「うちが審査をやると、不適合指摘がバンバン出ますからね」という前置きのように聞こえるけど?

「当機関は組織にとってメリットのある審査を心がけており、不適合の指摘は改善の手がかりであると考えています。そのことを事前に組織のトップの方にご理 解いただいて上で、審査に入ります。ですから、更新審査であれ、10年ほど登録年数を経た組織の審査であれ、組織のアウトプットに大きな影響を与えている 要求事項、該当法規制や組織の規定を満たしていないことに対しては、不適合の指摘をしっかりと組織側にご説明して出していきます。よく、更新審査を過ぎた あたりから、審査では不適合はほとんど出ないで、観察事項ばかりになるという話を聞きますが、それは審査機関として甘いですね。客観的証拠を見つけること ができないから、不適合が出せないだけです」(同)

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コメント

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  • コメント (4)

    • イソハドーグ
    • 2011年 5月 24日

    ホントに、オープニングミーティングでいったとおりの審査をするのかなぁ?ウチんとこにくる認証機関は、毎回オープニングミーティングで、「御社のシステムの有効性評価をします」というけど、そんな審査をされたことは一度もないけどなぁ。審査報告書には、「御社のシステムは有効と判断します」と毎回書いてあるけど…。何を根拠に有効といってるのかさっぱりわかんない。

    • 中尾優作
    • 2011年 5月 24日

    ねえっ、中尾さん、中尾さん! この人、誰? 紹介してよ。メールか電話、おせーて。えっ? なんでーな。ケチやな。なんか、いまの審査機関に不満もってはーるみたいやし。これって、営業のチャンスやん。「うちは言った通りのこと審査でやりますさかい」って言うねん。あっ、そのまえに、「中尾さんの紹介です!」って言お。えっ? だめ? スカンタコやなー。

    • イソハドーグ
    • 2011年 5月 25日

    お、このブログでのボクのコメントがビジネスチャンスを生んでいる!?
    この手のハナシは、なぜか大阪弁がしっくりくるなぁ。
    ただし、私が持っているのは、「不満」ではなく「疑問」です。
    「システムの有効性を評価しろっ!」というのではなく、「有効性評価をしないのに、どうしてオープニングミーティングで有効性評価をしますと宣言するのか」という疑問です。
    「んじゃぁ、紹介しなくてもえぇですわ、中尾さん」ってなことになったりしてぇ。

    • 中尾優作
    • 2011年 5月 25日

    <「んじゃぁ、紹介しなくてもえぇですわ、中尾さん」ってなことになったりしてぇ。
    たしかに(笑)。

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