第三者審査

JTCCMが建設ISOの20年を総括

森幹芳さん(建材試験センター〈JTCCM〉理事・ISO審査本部長)のアイソスでの半年間の連載が3月号で最終回を迎える。連載テーマは「建設業界におけるISO認証の20年」。今年は日本のISO認証制度にとっても、JTCCMのISO認証事業にとっても、事業開始20周年を迎えるので、この節目に連載をお願いしたわけである。(なお、JTCCMはISO認証事業では20周年だが、組織自体の設立は今年50周年を迎える)

最終回の中で、森さんは下記のように述べている。

第 1回の「はじめに」で述べた「正確な情報提供」として、ISO審査本部研究室のアーカイブスファイルと時代に合わせたタイムリーなアイソス掲載記事が役に 立った。6回にわたるテーマ設定は、“CC-Netの推進役で残っているのは私一人”という口説き文句によるアイソス編集部・中尾氏からの依頼である。結 果的に、建設業界の導入プロセスの検証になったが、JTCCM50周年の記念出版をまとめるに際して頭の整理ができ、この企画に感謝している。アーカイブ ス資料として、アイソスのデータベースに活用されることも期待したい。(アイソス3月号から)

アイソス連載の後には、JTCCM50周年記念出版が続く。この内容はどのようなものか。

現 在、50周年記念出版の一つとして「サードパーティオピニオンレポート(建設産業におけるISO認証普及についての考察)」を作成中(2013年10月出 版予定)。実務から見た「正確な情報」提供を目的とし、審査報告書を基に分析した①運用期間に見る成熟性(1-3年、4-9年、10-20年)②システム 要素(マネジメントレビュー、内部監査他)から見たグッドプラクティス③専門分野ごとの内外の環境変化への対応、を中心にまとめている。母数は年間約 1500件の審査報告書、登録対象人数約27万人。(アイソス3月号から)

うーん、非常に興味深い企画である。出版が待ち遠しい。日本には、すでにISO業務で20年を超えている認証機関もあれば、これから20周年を迎える認証機関もあるだろう。各機関でこの20年をどう総括しているだろうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. 陸続きの重苦しさを感じる欧州認証マップ
  2. ドンの引退
  3. 【ISOS Review】 気づきの質問のコツ
  4. 【ISOS Review】 審査中に内部監査員に聞く
  5. ケアと審査の共通点
  6. 隠したがる「所長任せの施工計画書」
  7. インターテックがムーディー買収に動く
  8. J-VACのオープニング会議

ピックアップ記事

「7.1 製品実現の計画」

今日からは「7 製品実現」を見ていこうと思います。「7.1 製品実現の計画」でJISが改訂さ…

インフルエンザ対策の知恵

数年前、日本の多くの会社がインフルエンザ対策を講じました。インフルエンザで社員が会社を休んでも、別の…

Vantage Point それは私です

「この図を最初に書いたのは、実は私なんです」と、2人の人が別々に名乗り出てきました。月刊アイ…

Amazonから日吉信晴・奥村朋子著『ISO/TS 16949に基づいた内部監査のあり方』発売

ISO/TS 16949審査員として活躍中であり、月刊誌アイソスの人気執筆者である日吉信晴・奥村朋子…

【ISOS Review】 TDK 世界のEMS/OHSMSを統一管理し認証も一本化

TDKグループの安全・環境活動は現在、世界を5つのエリア(日本、中国、アメリカ、アジア、欧州)に分け…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP