第三者審査

LRQAの次の一手

更新審査を何回か繰り返した組織が、「今度はここにポイントを絞った審査をして欲しい」という要望を審査機関に出すことがあります。あるいは、審査側から、マネジメントシステムが成熟してきた組織に対して、「あるテーマを重点的にみる審査もやっていますので、ご要望がございましたら・・・」と提案する場合もあります。

itohjunそのようなテーマを持った審査は、審査機関によって呼び名は違いますが、 LRQA(ロイド)ではFABIK審査と呼んでいます。これはLRQAでグローバルに展開している審査手法というよりも、日本市場向けに特化したサービス だそうです。やっぱり、日本企業というのは、審査に対して、前向きな組織はすごく前向きなんですね。LRQAのテクニカルマネージャー(組織内での階層が分かりにくい名称ですが、要は審査部門のトップということです)の伊藤純嗣さん(写真)に先日お会いしてお話を聞くと、LRQAでは、FABIK審査からさらに一歩進んだ審査を5月から提供しようとしています。名称は「ビジネスアシュアランスⅡ」。FABIK審査のコンセプトである「ビジネスアシュアランス」の次のステップです。(詳細はアイソス6月号に掲載)

「ビジネスアシュアランスⅡ」では、FABIKのようなテーマを持った審査の重要性を認めつつも、さらに幅広い視点で組織のリスク評価に踏み込んだ審査を するとのこと。LRQAに限らず、外資審査機関のエスタブリッシュメントは、「組織のリスクマネジメントを審査でみる」ということを最近言い出していま す。

実際、どのような審査が展開されるのか。それは今後、受審組織の声を聞いていくことで、しだいに明らかになると思います。

関連記事

  1. J-VACのオープニング会議
  2. 急成長するJGAP認証
  3. 日本の審査員の平均年収は先進国で最低
  4. ISOが2013年末時点の世界のISOMSS認証件数を発表
  5. 【ISOS Review】 PJRの堀部誠氏に聞く
  6. ISOが世界の認証件数(2008年末時点)を発表
  7. ケアと審査の共通点
  8. MS認証懇 認証組織情報の自主公開プログラム開始

ピックアップ記事

ISO 50001とISO 14001との相違点(3)

「ISO 50001とISO 14001との主要相違点」の第3回目で「4.5 実施及び運用」の続き。…

超ISO企業研究会との共同研究終了

システム規格社(月刊アイソスの出版社)の1年10ヵ月にわたる超ISO企業研究会との共同研究がこのほど…

速報 QMS/EMS認証件数(08.9)

日本適合性認定協会(JAB)は11月25日、「品質・環境マネジメントシステム認証機関による組織件数 …

国産ノートPC最後の砦 島根富士通・宇佐美社長に聞く

国内で生産されるノートPCの約8割を製造、年間約200万台を世界中に出荷している島根富士通。他メーカ…

中尾元子 82年史 その5

「中尾元子 82年史」シリーズの最後に、母の画歴を紹介します。1930年 大阪府に生まれる…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP