群馬ISO機構

サンデンの品質コスト対策

sandensama群馬ISO機構主催による「第2回管理責任者フォーラム」が9月18日、群馬県産業技術センターで開催され、群馬県下のISO認証組織の管理責任者を中心に約100人が来場。同フォーラムではQMS・EMS関連の話題を中心に、数名のプレゼンターが講演をしましたが、圧巻だったのがサンデンの藤井暢純理事(写真)のプレゼンでした。

サンデンは、自動車用コンプレッサーと飲料用自動販売機で、それぞれ世界の25%の シェアのとっている会社で、世界23カ国に拠点を設け、社員数は1万7千人。日本品質管理賞やデミング賞実施賞をはじめ、世界のさまざまな品質賞を受賞し ている優良品質企業なのですが、そんなサンデンでも最近頭を悩ませている問題があります。それは、近年急増している自動車のリコールです。例えば2006 年度のリコール台数は約600万台で2002年度の倍以上です。国内販売台数と国内リコール台数がほぼ同じ数という、大変な状況なわけです。この失敗コス トを何とかしなければなりません。
(リコールに関するオモシロデータはこちら

そ こでサンデンでは2002年から品質コスト集計システムを導入し、品質コストの可視化をはかりました。同社では品質コストを、品質管理を実施するためのコ スト(製品や部品の品質を評価するためのコスト+品質の欠陥を予防するためのコスト)と、品質管理が不備であったためにこうむる失敗コスト(不良品の処理 や製品リコールによるコストなど)とに分類し、適切な評価・予防コストを配分しながら、失敗コストの低減に取り組んでいます。この品質コストへの取り組み の成果について、藤井さんは当日言及されませんでしたが、何かの折にぜひ聞いてみたいものです。

関連記事

  1. 群馬で講演
  2. ISO 9004の成熟度モデル
  3. 排出量検証を14001で
  4. 群馬ISO機構が第10回記念管理責任者フォーラム開催
  5. 9月26日の群馬公演プレゼン

ピックアップ記事

9月26日の群馬公演プレゼン

9月26日に群馬ISO機構主催による「第10回記念管理責任者フォーラム」で40分程度のプレゼンを行い…

【震災寄稿 No.7】 震災後の小さな出来事

仙台で貿易管理のお仕事をされておられる方から寄稿いただきました。震災直後の街の出来事が記されてい…

75度1分では美味しくない

HACCPを導入している食品工場がローストビースを製造する時、加熱殺菌する時は「75度1分」というル…

三菱ふそう&テュフの対談実現

2011年4月にISO/TS 16949の認証を取得した三菱ふそうトラック・バスと同認証審査を行った…

家出息子の帰還

後で食べようと思ってテーブルの上に置いておいたフライドチキンがありません。チキンのコロモの粉…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP