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「仮想空間 アメーバピグ」を受講

東京ビッグサイトで開催されたデジタルパブリッシング専門セミナーで、7月9日の「仮想空間 アメーバピグ」を受講した。講師は株式会社サイバーエージェントのアメーバー事業本部ゼネラルマネージャー・長瀬慶重さん。講演タイトルは長くて「1年間でユーザー数が200万人を突破した仮想空間『アメーバーピグ』そのビジネスの仕組み、サービスの仕掛けとは?」。以下、おもしろかった点を中心にまとめてみた。

【長瀬慶重さんの講演】

Ameba(ア メーバ)は、ブログサービスでは国内最大規模で、今月(2010年7月)には会員数は1,000万人になる見込み。特徴は7,000名を超える有名人がブ ロガーとして当社サービスを使っていること。月間の利用者数は3,000万人(PC、モバイル)を超える。現時点では売上の6割が広告、課金が4割という 構造だが、最近は課金収益の割合が増加しており、その中核を担っているのが「アメーバピグ」である。

アメーバピグとは、自分そっくりのピグ(インターネット上の分身)を作り、オンライン上で遊べる、国内最大規模の仮想空間サービス。現在会員数は400万 人で、20〜30代女性がメインユーザー層。ピグのかわいさ、直感的な操作性、50種類以上の現実そっくりの仮想空間、3,000名の著名人がピグ利用な どが大きな特徴。井戸端会議やコンサートライブ、W杯の観戦、国会議員との討論などへのリアルタイムなサービスの仕掛けが売りになっている。

アメーバピグのビジネスモデルの特徴は、有料で商品を買ってもらったり、ゲームを楽しんでもらう時の課金システムになる。例えば、仮想空間の中で、自分の 分身にかっこいい服を買って着せる、金魚などのペットを買う、部屋のインテリア商品を買うなどである。本物の服ではなくて、仮想空間の服なのだが、お金を 払って買ってくれる(アバター課金)。かっこよければ、「かっこいい服だね」とかいったコメントを、仮想空間の友達が言ってくれるからだ。例えば釣りゲー ムの場合でも、通常は無料なのだが、もっといい棹を買えば、もっと大きな魚が釣れる仕組みなので、もっといい棹を買ってくれる人がいる(アイテム課金)。

あるいは企業と提携した企画もある。例えばサンリオ社は、仮想空間にお店を出して、そこではハローキティのグッズが売っている。そのグッズを買って、自分の部屋をキレィグッズ一色にする人もいる。AAA(トリプル・エー)ピグライブでは、仮想空間のコンサート会場に5,000人の参加者が集まった。通常のライブだと、1万円とかいったお金がかかるが、アメーバピグだと数百円程度。しかも、実際のライブと同様に、AAA本人たちがリアルタイムで参加している。

今後はさらに会員規模の拡大をはかり、数千万人の国民的コミュニティを目指す。ゲーム課金を強化し、わくわくする提携案件を実施していきたい。

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