ISO 9001:2008

N・クロフト氏のコメント

 

Nigel.jpgマネジメントシステムの運用・評価で、英米・アジアなどにおいて高い実績を持つナイジェル・クロフト博士が、11月20日に東京で開催されたJ-VAC(認証機関)カスタマーデーに出席し挨拶を述べた。クロフト氏はJ-VACの非常勤取締役でもある。

祝辞の中で同氏は、ISO 9001:2008について次のようにコメントしている。

 

————————————————————————————

5日前に発行されたISO 9001:2008に関して一言申し述べたい。

私はこの規格開発の過程に直接携わってきたが、新規格をご覧になっていただくと分かるように、変更点は非常に小さいものだ。ただ、変更が小さいからといって、「これはいい。自分たちは何もしなくていいんだ」ということには必ずしもならない。

J-VACの精神から言えば、「これは自分たちにとってはいい機会だ」と考えたい。自分たちの組織でやりたかったことをやるため、自分たちのQMSについ て考え、見直すための機会であり、自分たちの組織が、より一貫性ある製品・サービスを提供するために役立てる機会なのだ。なぜなら、自分たちの組織に役に 立っているかどうかということが、マネジメントシステムが目指している目的だからだ。

マネジメントシステムは文書を作ることが目的なのではない。だから、皆さんがこれを前進の機会と捉えていただくことを希望し、また、J-VACの審査員もそのための移行を手助けしたい。

私たちは、皆さんが「今回を規格発行を、自分たちのシステムがもっと効果的に、もっと効率的になるための改善の機会と捉えよう」と思うことを願っている。そして、それこそが「価値ある認証」ということなのだ。

関連記事

  1. 「7.3.2 設計・開発へのインプット」
  2. 「6.2.1 一般」
  3. 「0.4 他のマネジメントシステムとの両立性」
  4. 「4.2.4 記録の管理」
  5. 「7.1 製品実現の計画」
  6. 「6.3 インフラストラクチャー」
  7. 「8.5.1 継続的改善」
  8. 「1.1 一般」

ピックアップ記事

周囲の人のおせっかいがヒューマンエラーを防ぐ

ヒューマンエラーの原因究明を行う際、「深掘り」が王道と思われがちだが、人への責任追及をせず、「こんな…

アイソスが「VDA6.3第3版」を特集しました!

月刊アイソス2月号の特集は「VDA6.3 第3版 対応ガイド」(執筆者:株式会社トライザック)です。…

あなたの機関は大丈夫?

一般財団法人岐阜県公衆衛生検査センター・ISO審査認証部(GRCA)は、3月31日でISO認証事業を…

「7.5.1 製造及びサービス提供の管理」

「7.5.1 製造及びサービス提供の管理」では、2008年版で用語の変更があります。2000年版の原…

ISO Survey 2012-ISO 50001が前年比332%

ISOは10月24日付のニュースで2012年12月末時点での世界のISOマネジメントシステム認証件数…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP