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エコリーフとCFPの基準は統一化される

majime.jpg本日、社団法人産業環境管理協会(JEMAI)の須田茂理事から、LCAの見える化の一環である「エコリーフ」及び「カーボンフットプリント(CFP)」の日本における取り組みについて話を伺いました。須田さんは1993年にISO/TC207(環境マネジメント)でISO 14000シリーズの一つとしてLCAの規格化の議論が始まった頃から、わが国のLCA活動を主導してきた方です。

「エコリーフ」は、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のラ イフサイクル全体を通じての環境データを定量的に表示するタイプの環境ラベルであり、「カーボンフットプリント」は、商品・サービスのライフサイクルの各 過程で排出された温室効果ガスの量を合算し、その全体量をCO2量に換算して表示する環境ラベルです。前者は、CO2に限らず、さまざまな資源の消費負荷 や大気・水域・土壌などへの環境排出負荷など、扱う対象は幅広く、それだけ表示されるデータは詳細であり、3枚のシートで表現されますので、製品自体に全 情報を貼り付けるのは無理で、ほとんどの情報はWebで検索して見ることになります。一方、後者はCO2のみを扱うので、環境情報jとしては非常に偏って いますが、ラベルにはCO2換算排出量のみが記載されているので、明快に消費者に訴えることができます。

このように両者にはそれぞれ一長一短がありますが、カーボンフットプリントについては、現時点で既にPCR(商品種別算定基準)作成ワーキンググループが 70グループを超えており、21年度中には100件近くに達すると見込まれているので、カーボンフットプリントの表示は急速に広がるでしょう。そんな中、 エコリーフ登録事業者からは「LCAによる定量的表示という点ではエコリーフもカーボンフットプリントも同じなのに、両者では細かい基準や方法が異なるた め、両方とも取り組もうとすると二重手間になる」という声が出ているそうです。これについて須田理事は次のように回答してくれました。

「現 在は基準や方法が異なるところがあるため、同じ製品であっても、エコリーフとカーボンフットプリントでは、別々の取り組みになります。なので、この両者の 基準や方法を統一するようにします。それによって、CO2換算排出量については、カーボンフットプリントで算出した値がそのままエコリーフでも使えるし、 その逆も使えることになります。つまり、同じ製品であれば、カーボンフットプリントで表示されたCO2換算排出量と、エコリーフで表示されたCO2換算排 出量が同じになるようにするわけです。基準や方法の中身については、エコリーフ側がカーボンフットプリント側に歩み寄ることになるでしょう」

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