コンサルティング

言い換え力

つい先日、「ISMS導入半日セミナー」(日本規格総合研究所主催)を受講したのですが、私の目当ては、ISMSの知識ではなく、どのようにISMSを説明するのかという講師・釜井秀夫さんの「話しっぷり」でした。

ISMSの基本用語である「機密性・完全性・可用性」、これを釜井さんは、「漏らしては困る度合い、壊されては困る度合い、使えなくては困る度合い」と言い換えます。うまいこと言うなあ〜、と感心していると、釜井さんはISMSのむずかしい用語を次々と分かりやすい表現に変換しながら話しておられます。

今、ファシリテーションの取材や体験に凝っているのですが、ある人が言ったことを、参加している人達みんなが理解できる表現に瞬時に言い換えるのは、ファシリテーションの重要な技術の1つです。釜井さんの「言い換え」のうまさは勉強になります。

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コメント

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  • コメント (4)

    • GAI
    • 2009年 12月 17日

    > 釜井さんの「言い換え」のうまさ
    これは実証されてますよね。
    例えば,この「うまさ」の力量をフルに発揮した成果は,「替え歌」という成果物に記録として残されて… じゃなくて(^。^;) アセアセ!
    私も常日頃,例えばISO/TS16949関係のセミナを行うとき,分かりやすく「言い換える」ことで理解を図ろうと心掛けています(ファシリテーション技術の有無は考えずに)。
    ところが,この言い換えの結果が,後になって本来の意図と異なっていたということも経験したことがあります。規格が本来意図するものを充分に理解していなかったことで起こるのですが,例えば,スポット的にはその言い換えも成り立つが,規格を体系的に見た場合には,その言い換えは相応しくないといったようなことも。
    釜井さんはISMS立上げ当初からこの規格に精通していますから,規格の意図を踏まえた上での「正しい言い換え」が可能なのだと思います(ニワカコンサルとは違って)。
    ということは,TC176連中もISO9001:2000→ISO9001:2008なんてまどろっこしいことをしないで,さっさと規格「のむずかしい用語を次々と分かりやすい表現に変換」した解説書でもISO9001:2000当初から出していたら,今更ながらのISO9001:2008「追補改訂」なんてする必要もなかったのかも,そして「ISO9001認証したけれど…」も少なかったのかも,と思ったりしています。

    • 走る仔豚
    • 2009年 12月 18日

    >> 釜井さんの「言い換え」のうまさ
    >これは実証されてますよね。
    伏字ってのもありますが・・・・(^0_0^)
    というか、翻訳ってのも「言い換え」かもしれませんね。
    複数ある訳語の中から、どの訳語を選択するか?機械的に言い換えることにしているのと、上手な言葉を選択するというので判りやすさが全然違いますもんね。
    下手な翻訳を判りやすくするんじゃなくて、イチから上手に翻訳する方がストレスがないかも。
    >ということは,TC176連中もISO9001:2000→ISO9001:2008なんてまどろっこしいことをしないで,さっさと規格「のむずかしい用語を次々と分かりやすい表現に変換」した解説書でもISO9001:2000当初から出していたら,今更ながらのISO9001:2008「追補改訂」なんてする必要もなかったのかも,そして「ISO9001認証したけれど…」も少なかったのかも,と思ったりしています。
    TC176国内対策委員会さんは、作った立場で「要求事項及び用語の解説」って本を出してられましたよ。

    • GAI
    • 2009年 12月 21日

    ザックバランに(^^)
    > 複数ある訳語の中から、どの訳語を選択するか?機械的に言い換えることにしているのと、上手な言葉を選択するというので判りやすさが全然違いますもんね。
    それはJIS化(翻訳)の際に,いつもやってることですよ。
    しかし,
    > 下手な翻訳を判りやすくするんじゃなくて、イチから上手に翻訳する方がストレスがないかも。
    今は無理でしょう,JIS化(翻訳)には制約(ルール)があるし。
    例えば,意訳はダメで直訳とか,この単語にはこの訳を使う等,毎回,翻訳作業では「だからそう書けない,しゃあない」を聞いてるから。
    > >ということは,TC176連中もISO9001:2000→ISO9001:2008なんてまどろっこしいことをしないで,さっさと規格「のむずかしい用語を次々と分かりやすい表現に変換」した解説書でもISO9001:2000当初から出していたら,今更ながらのISO9001:2008「追補改訂」なんてする必要もなかったのかも,そして「ISO9001認証したけれど…」も少なかったのかも,と思ったりしています。
    >
    > TC176国内対策委員会さんは、作った立場で「要求事項及び用語の解説」って本を出してられましたよ。
    ほう?
    仔豚さんは,アレで満足なんだ。
    しかし世間はそうじゃないから,今があるんでしょう。
    それに,アレで充分なら尚更,「今更ながらのISO9001:2008「追補改訂」なんてする必要もなかった」ってことかもね(笑)

    • 走る仔豚
    • 2009年 12月 21日

    >> 下手な翻訳を判りやすくするんじゃなくて、イチから上手に翻訳する方がストレスがないかも。
    >今は無理でしょう,JIS化(翻訳)には制約(ルール)があるし。
    本邦には、漢文の読み下し以来、原文を機械的に日本語にするという文化がありますからねぇ。それが語学教育の弊害になるって話はシャッチョさんの方が専門でしたっけ。
    >ほう?
    >仔豚さんは,アレで満足なんだ。
    うんにゃ。「ある」という事実だけ。
    アレでも冒険だったと思いますよ。アレでも目から鱗が取れた組織は結構あるんじゃぁないかなぁ・・なにせ6万の組織数なんだから。
    >しかし世間はそうじゃないから,今があるんでしょう。
    >それに,アレで充分なら尚更,「今更ながらのISO9001:2008
    >「追補改訂」なんてする必要もなかった」ってことかもね(笑)
    だって、国内対策委員会だけの御本ですから(苦笑)

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