品質MS

毎月の品質会議をMRにすればいい?

「モノづくりの会社であるなら、たいてい毎月品質会議を開いておられるでしょう。そこには経営者も参加しているはずです。だったら、それがマネジメントレビュー(MR)じゃないですか」

コンサルタントや認証機関の方が、プレゼンや記事で上記のような発言をするのを、よく見聞きすることがあります。今では、別に目新しいアイデアではありません。ただ、私にとって、そういったことが社内で議論されている企業に巡り会ったのは、今回が初めてでした。

その会社では毎月、品質に関する検討会が開催され、経営者も出席し、その都度問題点が洗い出され、経営者から指示が出ます。「だったら、毎月の検討会をMRにすればいいじゃないか。何も別個にMRを開催する必要はないだろう」という意見がある部署から挙がってきたそうです。それに対して事務局側は次のように説明しています。

「当社は毎月、品質に関する会議を行い、経営者はその都度このようにしなさいという指示を出していますが、自分が出した指示をずっと覚えているわけではありません。これは微分的な会議であって、毎月の会議を集約する積分的な会議は、やはり必要なのです。それがMRというイベントです。そこでは、一定期間を経た会議結果の評価、見直しが行われますし、社長監査や内部監査の結果もインプットされることで、次期経営計画のベースが作成されています」

関連記事

  1. リコーの先読みQMS
  2. 【ISOS Review】 UNIDOのISO9001マーケット…
  3. 「顧客の顧客」の声を聞く
  4. 山上裕司氏渾身の執筆「学習するマネジメントシステム」
  5. 仕入れ値をオープンにする
  6. 学校サバイバル9000
  7. 北原脳神経外科病院のQMS
  8. 供給者満足は顧客への好悪に関係する

ピックアップ記事

葬儀と子ども

先月のことです。TOMOさんのお母様の葬儀に、小さな男の子がきていました。お母さんと一緒に場…

学校から呼び出されて

「親の顔がみたい」と言う親の顔は見たくない。…

月刊誌休刊を悼む

自分の人生の一時期に大きな影響を与えた雑誌が、しばらく見ないうちに休刊になっていたことを知ると、まる…

日本監査史に残る偉業 〜多国籍軍監査の10年〜

大阪いずみ市民生活協同組合による「多国籍軍監査」が今年で10年目を迎えた。「多国籍軍監査」というのは…

Vantage Point 佐藤真琴さんの中国乗り込み

「自分は中国語が話せない」佐藤真琴さん(美容室・株式会社PEER代表)は、看護学校の研修生時…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP