研修

受講生のバラツキをどうするか

内部監査員研修コースの受講生の中には、規格をろくに読んでいない人もいれば、内部監査をすでに経験して規格もよく読んでいる人もいます。このような受講生のレベルのバラツキを、講師はどのようにクリアしているのでしょうか。先日、研修機関の講師の方2人と飲みながら、この点を取材させてもらいました。

審査機関や研修機関が開催している内部監査員コースは2日間コースが一般的ですが、初日の午前中か午後イチくらいの早いタイミングで、演習をやります。講師は受講生の演習を見て、どの人がどれくらいのレベルかをつかみます。一番上のレベルはどれくらいか、一番下のレベルはどれくらいか。そして、初日のうちに下のレベルを上げることで、全体の底上げをはかります。そのあと、一番上のレベルの人も満足できるような内容も、講義や演習に組み入れていくそうです。研修機関としての内部監査員コースの標準テキストはあるものの、それを相手のレベルに応じてカスタマイズしながら教えているわけです。

このようなプロセスを踏むためには、研修生の理解度が今どれくらいまで来ているかを常に見ておかなればなりません。なので、講師を別の方にバトンタッチしても、研修会場に残って受講生を観察しているそうです。(2日間の研修の場合、通常は、1人の講師がぶっ通しで担当するのではなく、2人の講師が交替しながらやります。講師役をバトンタッチすると、控え室で休憩したり、別の仕事をしたりして、研修会場には顔を見せない講師の方もおられます)

関連記事

  1. 砂川清榮さんがアイソス初登場
  2. テクノファ新社長に青木恒享氏
  3. 二者監査員研修のPV撮影
  4. JQAIと連載打ち合わせ
  5. 仕掛ける内部監査員研修の予告編
  6. 中産連がVDA6.3監査員コース開始
  7. ISO 50001審査員研修スタート

ピックアップ記事

やり方を変えて面白くする

福島県いわき市に本社がある古河電子は、ISO 9001が2008年版に改訂されたのを機に、いわき工場…

おまわりさんの力量

中古のワーゲンを買って2日目。朝起きてみると、左前輪のホイール・キャップがありません。昨日は…

RPG「ドラゴン・オーディット」@日吉信晴

「実は以前からアイデアとして持っていて、ぜひ実現したい二者監査のロールプレイングゲーム(RPG)があ…

認証機関の課題克服モデル

認証機関のトップの方を取材すると、全体の認証件数が頭打ちになっている状況の中で、実に明確に自機関の今…

なぜトヨタは成熟審査なのか

トヨタ自動車は、2007年に高岡工場でISO 14001の成熟審査を受け、続いて下山工場でもトラ…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP