飯塚悦功プロジェクト

復刻 YouTube② 「飯塚悦功プロジェクト4〜8」

昨日から、消えてしまったYouTube動画の復刻作業に取り組んでいます。本日は、2009年1月21日から6月6日までにアップした「飯塚悦功プロジェクト4〜8」の動画を再掲載します。プロジェクト5からは高解像度版になっています。(再生回数はゼロから再スタートしています)

飯塚悦功プロジェクト 4 「システム解析工学での関心事」

第4回目の映像では、飯塚さんがシステム解析工学の5つの「関心事」について、それぞれ解説しています。見所は、「その1 関係」の中で、「ソフトウェア の品質管理はなぜ難しいのか」について、手振りを入れて語っておられるところです。これはアイソスの記事では表現し切れない、実写版のみが伝えることので きる熱気だと思います。

飯塚悦功プロジェクト 5 「予測を導くABC構造」

第5回目の映像では、構造化知識工学の基本となる「ABC構造」、すなわち、Aという性質を持っているものが、Bという条件にさらされると、Cという不具 合モードが起こる、という考え方が生まれるまでの経緯が語られています。誰も使わない不具合事例集を作成している企業の現場で、飯塚さんがもっといい方法 があるはずだと思って考えついたのがこのABC構造です。構造化知識研究所社長の田村泰彦さんが、当時は東大飯塚研究室の修士・博士課程で、飯塚さんのこ の研究活動を手伝っていました。当時まだ40代だった飯塚さんが、生意気な愛弟子(?)と繰り広げた論争の話が見物です。田村さんはABC構造をベースに してその後、SSM(ストレス-ストレングスモデル)を開発するに至ります。

飯塚悦功プロジェクト 6 「デキル技術者の頭の中」

第6回目の映像は「予測」がテーマです。将来起こるであろうトラブルを、何の手がかりもなく予測することはできません。では、何が手がかりになるのか。過 去のトラブルです。それを「思い出すこと」によって、将来それとよく似たトラブルが起こることを予測します。今回は、その「思い出すこと」を喚起させる チェックリストの話、優秀なエンジニアは頭の中で思い出す作業をやっている話、その作業をルールにする標準化の話、という3部構成で「予測」を解説してい ます。

飯塚悦功プロジェクト 7 「FMEAってスゴイ!」

7回目の映像は、トラブル予測手法の1つであるFMEA(Failure Mode and Effect Analysis)について。飯塚さんはFMEAが大好きで、人間の思考方法にぴったり合っているすごい手法だと絶賛しています。ただ、FMEAの本質を うまく説明した教科書がまったくない。それで韓国からの留学生だった鄭敬勲さんと共著でFMEAの論文を書くという話が、このビデオに出てきます。この論 文のタイトルは『「連想」および「階層」概念の導入による効果的な故障モード予測』で、1996年10月に発行された日本品質管理学会の学会誌「品質」に 掲載されています。

飯塚悦功プロジェクト 8 「設計の不具合は、ほぼ予測できる」

第8回目の映像は、「設計の不具合は、ほぼ予測できる」です。前半部では、FTAや特性要因図はトップダウンなのでうまくいかない、人間はそんなに賢くは ない、やはりボトムアップ指向のFMEAでなければダメ、という話。後半部では、毎年日科技連主催の「設計開発における不具合未然防止のあための知識活用 セミナー」で飯塚さんが「構造化知識工学ことはじめ」という講義を行っていますが、その講義の結語である「設計不具合をほぼ予測し、計画の不備を実施前に ほぼ検出する方法論を確立することは可能である」について、どうしてそこまで確信を持って言えるのかを解説していただきました。「バイオやナノテクといっ た最先端の技術を欲しいが、『取りこぼさない技術』も必要ではないか」という最後のメッセージは重要だと思います。

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