ISOS Review

【ISOS Review】 化学物質のコミュニケーション問題

アイソス8月号の特集記事で、SDS(化学物質や混合物に関する製品安全データシート)に関する座談会の模様が掲載されている。この中でデータシートにまつわる問題点として、下記の内容が紹介されていた。

例えば、もともと化学物質を扱っている会社ではなく、中小規模の加工業や商社などのように、会社に化学物質の知識を持った担当者がいない場合、会社側が化学物質管理をISO事務局に全部押し付けたりすることがある。

顧客である完成品メーカーが、材料供給メーカーに対して、化学物質に関する情報提供を求めても、秘密成分保持のために情報開示をしない場合がある。

前者は内部コミュニケーション、後者は外部コミュニケーションの問題と言える。座談会の結びの中で、ある方が「EMSでは、化学物質管理は重要な環境管理項目だが、QMSでも、購買先の管理の中で、化学物質への対応が含まれる。その際、顧客側は、情報を全部開示しなくても、きちんとコミュニケーションをとってくれる会社を購買先に選ぶようになるだろう」と述べていたことが印象的だった。

関連記事

  1. 目的はなく、目標だけがある、大丈夫か?
  2. 【ISOS Review】 Ellenの物語
  3. 【ISOS Review】 坂田和則さんの改善ファシリテーション…
  4. 【ISOS Review】 新経審施行後の国交省と東京都
  5. 【ISOS Review】 PJRの堀部誠氏に聞く
  6. 【ISOS Review】 審査員の平均年齢は57.6歳
  7. 【ISOS Review】ガイド83とISOの考える「統合」
  8. 【ISOS Review】 プレゼンのコツ

ピックアップ記事

JAB井口さんは本気だ

9月26日、大阪で開催されたJRCA(日本規格協会マネジメントシステム審査員評価登録センター)登録審…

Vantage Point 内部監査のクライアント

内部監査のクライアントは社員ではないか「内部監査は誰のためにやるのか。内部監査のクライアント…

野に咲くEMS

夜中の2時。ゴミ収集車で現場に向おうとしていた社員Aさんを、社長が呼び止めました。「Aさ…

JARIのEMS審査における「技術専門性」とは?

日本自動車研究所認証センター(JARI-RB)は1996年に設立、自動車業界の差し迫った環境ニーズに…

「認証情報公開」と「政府調達」の連動性

MS認証懇談会(ISOマネジメントシステム認証制度にかかわる認定機関と認証機関で構成)は「認証組織情…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP