ISOS Review

【ISOS Review】 化学物質のコミュニケーション問題

アイソス8月号の特集記事で、SDS(化学物質や混合物に関する製品安全データシート)に関する座談会の模様が掲載されている。この中でデータシートにまつわる問題点として、下記の内容が紹介されていた。

例えば、もともと化学物質を扱っている会社ではなく、中小規模の加工業や商社などのように、会社に化学物質の知識を持った担当者がいない場合、会社側が化学物質管理をISO事務局に全部押し付けたりすることがある。

顧客である完成品メーカーが、材料供給メーカーに対して、化学物質に関する情報提供を求めても、秘密成分保持のために情報開示をしない場合がある。

前者は内部コミュニケーション、後者は外部コミュニケーションの問題と言える。座談会の結びの中で、ある方が「EMSでは、化学物質管理は重要な環境管理項目だが、QMSでも、購買先の管理の中で、化学物質への対応が含まれる。その際、顧客側は、情報を全部開示しなくても、きちんとコミュニケーションをとってくれる会社を購買先に選ぶようになるだろう」と述べていたことが印象的だった。

関連記事

  1. 【ISOS Review】 TDK 世界のEMS/OHSMSを統…
  2. 【ISOS Review】 プレゼンのコツ
  3. 【ISOS Review】坂田和則さんのにくい文章
  4. 【ISOS Review】 人の問題に移行する刹那
  5. 日吉・奥村ペアの連載「TS内部監査」始まる
  6. 【ISOS Review】 今の審査と14年前の審査
  7. Amazonから電子書籍『食品安全のキホンのキ』発行!
  8. 目的はなく、目標だけがある、大丈夫か?

ピックアップ記事

ISOファシリテーション合宿2日目

ISOファシリテーション合宿(月刊アイソス主催、講師:山上裕司氏(写真右)、アシスタント:小熊孝氏)…

50001認証普及に動く経産省

8月31日、資源エネルギー庁は、同庁が行う総合評価落札方式の委託事業(調査、広報、研究開発等)の評価…

お母さんのあとがいいんだって

トイレットペーパーの先が三角に折ってあるし臭くなくて逆にいい香りがしてるし浴槽の湯にゴミ…

「モネとジヴェルニーの画家たち」は立ち去り難し

「モネとジヴェルニーの画家たち」という印象派絵画展が渋谷のBunkamuraで開催されていたので夕方…

LRQAの次の一手

更新審査を何回か繰り返した組織が、「今度はここにポイントを絞った審査をして欲しい」という要望を審査機…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP