読書感想

フロイト『夢解釈』初版の翻訳が出た!

466-freudyume.jpg『夢解釈 〈初版〉』上・下 (単行本、発行:中央公論新社)を書店で発見して、即購入しました。発行日は2012/6/21ですから、まだ出たばかりです。

タイトルに付いている「初版」を見て感動しました。日本でこれまで「初版」の翻訳は出版されたことがないし、原文の「初版」自体も非常に稀少だと聞いていたからです。「もう初版は読めないんだろうなあ」とあきらめていました。

エレンベルガーが書いた力動精神医学史『無意識の発見』という本に、フロイトの『夢解釈』が次のように紹介されています。

「『夢解釈』はその名のみ高くして、今日フロイトの著作の中で最も理解されざるものの1つである。その理由はいくつかある。第一には、原文には版を重ねるごとに多数の変更、付加あるいは削除が加えられて、今日流布している版は、その形式も内容も初版とはかなり異なっているからである。(以下、省略)」

すでに一度『夢解釈』を読んだことがある人も、この「初版」を読む価値はあると思います。

関連記事

  1. 茂木健一郎の「アウェー脳を磨け!」を読んで
  2. 「ルポ 貧困大国アメリカ」
  3. 河野武さんの脚注
  4. 福岡伸一と池谷裕二が考える「相関」と「因果」
  5. 古典の品質保証
  6. 「すご技!女心をわしづかむ…」の作者に会う
  7. タオルマニア
  8. 林深則鳥棲 水廣則魚游

ピックアップ記事

中尾元子 82年史 その2

母は3人の子どもの世話から手が離れると、つまり末っ子の私が小学校に行くようになると、自宅でピアノ塾を…

【ISOS Review】 PJRの堀部誠氏に聞く

「ISO認証件数の見かけの数字を見て悲観することはない。ISO認証が成熟期に入り、認証目的が明確にな…

超ISO企業研究会との共同研究終了

システム規格社(月刊アイソスの出版社)の1年10ヵ月にわたる超ISO企業研究会との共同研究がこのほど…

ISO MSSの共通要素の指針は7月に仮訳発表

規格関係者から「ISO Guide 83」として知られていた、ISOマネジメントシステム規格(ISO…

エラープルーフ 容易編 その1(中尾家の場合)

社会人になったばかりの頃お客さんのゴルフ接待でゴルフ場までを往復する貸切バスの添乗勤務を…

アーカイブ

ツール

規格

PAGE TOP