アイソス2021年1月号(2020年12月10日発売)の特集は「 ISO 9000ベース『人材育成』の勧め」です。顧客価値をもたらす製品・サービスを実現するうえで、組織の価値観や技術・技能を正しく受け継ぎ、経営環境の変化に即応した問題・課題の解決に優れた人材が求められますが、変容する顧客・社会のニーズ・期待に対して的確に対応できる人材育成に苦慮する場面に遭遇するものです。そこで今回は、ISO 9001の品質マネジメントシステムをベースに、組織の持続的発展を支える人材をどのように育成していくか、その仕組みの構築と運用について事例を交えて紐解き、その発展系としてTQM(総合的品質管理)ベースの人材育成の糸口を探ります。本特集の執筆者は、村川賢司氏です。
NEWS & REPORTSでは、前号に続いて「The ISO Survey 2019」の報告を行います。前号では、ISO 9001、ISO 14001、ISO/IEC 27001の3規格の認証動向を紹介しましたが、今号では、ISO 22000(食品安全)、ISO 45001(労働安全衛生)、ISO 13485(医療機器)、ISO 50001(エネルギー)、ISO 20000‐1(ITサービス)、ISO 22301(事業継続)、ISO 28000(サプライチェーンセキュリティ)、ISO 39001(道路交通安全)、ISO 37001(贈収賄防止)の9規格の認証動向を紹介します。
Viewpoint this monthでは、3月からリモート審査をスタートさせている認証機関・ビューローベリタス(BV)ジャパンの取組みを紹介します。組織でリモート受審の経験値が増えていくと、たとえコロナ禍が収束したとしても、リモート審査を希望する流れが出て来ると同社は予想しています。また最近、海外サイトとのリモート審査のテストも問題なく実施できたことから、グローバルなリモート審査も可能になってきたそうです。同社のリモート審査責任者の山口大輔氏から話を聞きました。
以下、アイソス 2021年1月号の目次を紹介します。
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