ミラーブロック

先日までオリンピックのバレーボール最終予選の試合を女子・男子の順にずっとテレビ観戦してきました。試合の中で、解説者が「ミラーブロック」という用語を使っていたのが印象に残っています。攻撃側がスパイクしようとして飛び上がると、守備側も同時にジャンプしてブロックするのです。相手と同じタイミングで飛び上がり、例えば相手がサイドにスパイクしようとすると、ブロック側もそちらの方向に手を伸ばす、まるで鏡のように相手の動作に対応するので「ミラー」と表現するのでしょう。

もう20年近くQMSを運用している会社を取材しました。最初の17年間くらいは、重箱の隅をつつくような、どちらかというと文書監査中心の内部監査をやってきたのですが、ここ2〜3年で急に仕組みの在り方を問うような内部監査に変わってきたそうです。

なぜ、これまでの17年間が重箱の隅だったのかというと、それまでずっとその会社の審査をしてきた審査員自体が、そういう審査をしてきたからだそうです。ところが3年ほど前に、「もっと経営に役立つことをしてはいかがですか」と問う審査員が来て(審査機関自体は変わっていません)、審査でも数多くの「改善の機会」を出し、現場に仕組みの在り方を考えさせるような審査をしたのです。その影響を受けて、その会社も「じゃあ、うちの内部監査もそうしよう」ということになったとのこと。

うーん、これは「ミラー監査」だなあ。

4件のコメント

  1. コンサルティングはコンサルティング会社を選ぶのではなく、現場に来る「人間」を選ぶ大切さを今一度確認させていただきました。「ミラー監査員」をよろしく。

  2. 審査機関の場合はまだ「看板」がありますが、コンサルタントの場合は、まさに「人間」でしょうね。おっしゃる通りです。

  3. どこかのコメントでありましたが、内部監査員は審査期間の監査員のマネから始めることが多いです。
    管理責任者も誘導してもらえると仕事が進んで楽になります。
    その意味で良い審査員に審査で来てもらえると無形の資産が残ります。
    その逆は負の遺産が残りますね。。。。

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