日本適合性認定協会(JAB)はこのほど、2009年9月末におけるISOマネジメントシステム認証数のデータを公表した。これを元に、2008年9月末のJABデータと比較して、認証機関別の年間増減数を表にまとめてみた。本日はISO 9001に関するデータをアップし、明日はISO 14001に関するデータをアップする。
下図は、JAB適合認証組織数だけに限定して、かつ件数100以上の認証機関を対象に、2009年9月末現在の認証件数の多い順に並べたもの。こちらのほうが、非JAB認定を含めた前掲図よりも落ち込みは大きくなっている。2009年9月末時点のJAB適合の国内ISO 9001認証数は全部で39,734件で、昨年同月末よりも1,656件減少している。
毎度です
なんか私が書くと茶々のようにとられるのでためらっちゃいます
本当はけっこうまじめな男なんです
と前振りはともかく
良い審査員が、良い審査をして、組織に貢献すればISO認証は価値があると思います
そういう認証機関は業績を上げているのだと推察します
ですから、良くない審査員が良くない審査をしなければ良いのです
そうすれば全認証機関の業績は良くなると確信します。
それを「虚偽の説明によって」などと言って責任転嫁することがまずいのではないでしょうか
エコアクションが良いというわけではありませんが、不祥事が起きた時はエコアクション審査員を処分しています
まあ、個人を処分しても不具合の除去にはなっても是正処置ではありません
ISO認証で過去に不祥事がおきたとき、ISO審査報告書や判定委員会の情報公開など見たことがありません
ISOスキームそのものが真の是正処置をとらないとエコアクションに食われてしまうのではないかと思います
おばQさん、
こちらでは初めましてかな。
MSは、組織に根付いたものになって、初めて役立つと思いますが、組織に根付くかどうかは、審査員の出来不出来でしょうか。
経営者が構築したMSで何をするのかという方針をしっかり持って、MSを構築しているかどうかではないでしょうか。
経営層はどこの組織でも超多忙です。
それを理由に「良きにはからえ」と丸投げしていたのでは、MSは本来のものとは違う、別物になるのではないかと思います。
ISO9000モデルは、設定した方針、目標に向け(望まれる成果)に向けて、活動をするものですから、方針、目標がしっかり設定されていなければ、迷子になるのは当然ですね。
また、丸投げされた側も「丸投げなんだよなぁ」と嘆くだけではなく、経営層が振り向きたくなるような仕掛けを考えるべきでしょう。
それらの課題を全て、審査員の質の問題にしては、気の毒ではないでしょうか。
世界的な不況の今こそ、本気を出すべきは、組織側なのではないでしょうか。
認証登録とか、不適合ばかりを気にするのではなく、MSで何をするのか?
TOMO様
ご高名な方にコメントいただき光栄であります
そりゃ会社の経営の責任は経営者にあります
ISOを使いこなすのも、使いこなせないのも会社の責任でしょう
ではISOが調子が悪くエコアクションが調子がいいのはだれのせいなのかしら
お断りしておきますが、あっしはエコアクションに縁はありません
ISOで19年飯食ってきました
だから残念なのです
おっとさらなるお断り
私は組織のせいにするのは間違いだと思います
認証機関と認定機関の責任でしょう
審査員とは言いませんよ
おばQさんへ
>ISOが調子が悪くエコアクションが調子がいいのはだれのせいなのかしら
エコアクションとISOをベースにしたMSの認証登録は同列に語られるべきものなのでしょうか・・・。
日本の国際競争力に、エコアクションはどのように寄与するのでしょう。
また、なぜ、この制度が生まれたのでしょう。どこが、何を目的に作った制度なのでしょう。「ISO認証制度の代わりになるものとして」だったのでしょうか。
国内だけ見ていれば良いのであれば、ISOなんて不要でしょう。
そういう組織にまで、「ISOを取れば良い事があります」なんて甘言でISOを導入するように勧めていたのであれば、正しい姿に戻ろうとしているだけなのではないでしょうか。
国内だけ見ていれば良い組織でも、官庁関連のお仕事をしている場合は、そうではない場合が多いようですが・・・。
マークを取得しないと、現業の取引上影響するというように、認証マークに対し、何らかの価値を見出している組織を除けば、ISOのMS規格は、「お〜い」と呼んでも事が足りない規模の組織になった時に、その力を活かせるものだと思います。
日本人の特質から考えると、「お〜い」で事が足りるのなら、それで良いのではないでしょうか。ISOをベースに整理した方がより良い成果に繋がるという期待なら、認証を取得する必要はないでしょう。外注内部監査でプロの視点で確認してもらうだけで十分だと思います。制度による縛りもないですからね。
それでは、マークが無いというのであれば、そこにマークの価値を見出しているというわけです。
>良い審査員が、良い審査をして、組織に貢献すればISO認証は
>価値があると思います
>そういう認証機関は業績を上げているのだと推察します
>ですから、良くない審査員が良くない審査をしなければ良いのです
良い審査ってなんでしょう?
組織への貢献って、どういう状態でしょう?
組織によって価値設定が違いそうですよね。
まずは、受審組織、認証機関、認定機関、審査員が同じ基準で語れるベースが構築されていないと難しいでしょうね。
以前は適合性審査が正しい良い審査とされ、有効性なんてコンサルティングだと言われた時期が有りました。それが、いつの間にか有効性審査をすべきだと言われるようになりましたが、誰と誰が議論し、合意した結論だったのでしょうね・・・。
おばQさんの良い審査や良い審査員が、私にとって良い審査や良い審査員かどうかは、「良い」という評価が、どうであったら良いとなるのかの指標をお互いに設定しないと、どこまでも「同じ言葉」で「違う議論」をすることになりそうです。
>ISOが調子が悪くエコアクションが調子がいいのはだれのせいなのかしら
>---中略---
>私は組織のせいにするのは間違いだと思います
これからどうするのか?なら別ですが、ここまで制度が育ってきた以上、犯人探しにあまり意味はないでしょう。
だれも、悪くしようとして制度を運用してきたわけではないだろうと思います。(まぁ、猫も杓子もの時は確かに有りましたが)
ただ、制度を作る際に、どこまで想定して作られたものなのか、という点については、発足時の皆様に本音ベースでお聞きしてみたいところではあります。
おばQさんは、19年ISOにかかわっていらっしゃるとか。
その辺りのことも、お詳しそうかな。
では。
走る仔豚@あと3週間です
今回の1件については、制度上の問題も考える必要があるとは思いますが、増減が一律ではなく特徴がありそこにフォーカスすべきかと思います。
巨大なところは当然のことですが、減少の数は大きくなるでしょう。
それ以上に、あそことあそこのように、無理をして伸ばしたところほどダメージが大きくなっているのではないでしょうか。
MSの本当の価値を伝承して、キッチリとした目的意識をもって営業活動をされているところはさほど減っていないのでは。
上手い話で登録証だけあれば儲かりますよと持ちかけられたところは不景気になればトットと離れてしまうのも当然でしょう。
ISOは何も決めていないですから、上手く使うか下手を打つかは使う側の問題でありますよね。それ以上に使うように仕向ける側に問題があるんではないでしょうか。
どうも今週は監査で出歩いておりました
TOMO様が書き込まれたのを今気がつきました
正直言いまして、私にとってはISOなんてどーでもいいのです
あってもなくてもカンケイナイ
滅ぼうと消滅しようと、隆盛を極めようとどーでもいいのです 笑
私の価値観の軸は、企業が法を守って事業を推進していくか否かということしかありません
その観点から見て、現実のISO第三者認証制度は役に立っていないと言えます
本日も某社でISO14001認証後10年も経過しているのに、遵守評価をしてませんでした。そんなISOならゴミ箱に捨てたいですね。
TOMOさんがそんな実情をご存じないことはないでしょう。
そういう現実を踏まえて、いかにISO審査をしっかりさせるかということが重要かと思います。
それを組織の責任ということもなかろうと思います。
私は審査側の責任であろうと思います
組織が悪ければ、認証しなくちゃいいのです。
組織が虚偽の説明をしているなんて寝ぼけたことを語っているなら、虚偽の説明をされても見破ればいいじゃないですか?
見破れない人が言い訳するのは見苦しい、引かれ者の小唄でしょうか?
私はこの商売で飯を食っているわけで、オママゴトの監査ではありません。