11月中旬以降に適用されるマーケットサーベイランスとは?

認定機関(JAB)が認証機関に対して行う認定審査は、通常、認証組織には直接関わってこない。例外は、認定審査において、認証機関がきちんと組織を審査しているかを立会審査でみるウイットネスに、幸か不幸か遭遇した場合だけ。この時は、認証審査なのに、認証機関の審査員だけでなく、認定機関の認定審査員も審査に同行する。

このウイットネスは、通常、認証機関が新規のMS審査分野(例えば新規でエネルギーMS審査の認定申請する時)や新規の適用範囲(例えば新規で農業分野のQMS審査の認定申請する時)で認定審査を受ける時に実施される。

だが、11月中旬以降は、「マーケットサーベイランス訪問」と呼ばれる、認定機関が直接認証組織を訪問するという手順が「マネジメントシステム認証機関の 認定の手順」に組み込まれる予定である。この手順が適用されるようになると、認証組織はウイットネス以外に、マーケットサーベイランス訪問でも、認定審査 員に遭遇する可能性が出てくることになる。

同手順の改定案によると、「マーケットサーベイランス訪問」とは次のように定義されている。

3.20 マーケットサーベイランス訪問

認証要求事項に対するマネジメントシステムの適合性に対する信頼性及び認定された認証プロセスの有効性を判断するため認定機関(本協会)が行う認証された組織への訪問。

備 考:マーケットサーベイランス訪問は、認定された機関が認定の要求事項を継続的に満たしていることを監視するための定期的な活動(サーベイランス現地審査 と組織審査立会の組合せ)を補完するために実施される。マーケットサーベイランス訪問は「認証審査の繰返し」ではない。認証された組織を訪問して直接観察 することにより、機関の認証プロセスの信頼度を明確にすることを目的とする。

現在、JABでは、パブリックコメントを募集している。コメントの締切は10月23日17:30まで。匿名投稿は不可。