認証の移行期間の起算日

日本適合性認定協会(JAB)は9月25日、認証機関向けに「ISO(JIS Q)9001:2000発行に伴う認証及び認定の移行について」と題する文書を発行しています。この文書には認証の移行期間の起算日が明確に書かれているので、参考までにご紹介します(「認証」の項目のみ掲載)

1. 認証

1.1 認証活動

認証機関は、IAF・ISO共同コミュニケに則り、認証活動を行ってください。IAF・ISO共同コミュニケ:http://www.jab.or.jp/news/2008/08082902.html

1.2 認証文書

ISO(JIS Q)9001:2000(以下、現行規格という)に基づく認証文書は、新規格の発行後24か月の移行期間内は有効です(IAF・ISO共同コミュニケ参 照)。ただし、新規格発行日から24か月後の同日にはこれらの認証文書はすべて失効することになります。したがって、移行期間内に確実に新規格に対する認 証が授与されるよう、現行規格に対して認証されている顧客と協議し、計画されることをお勧めします。なお、移行期間の起算日は、各認証機関が発行する認証 文書に記載されている規格の表示に基づき、ISO又はJISそれぞれの発行日とします。

最後の文章の意味がよくわからない方がおられるかもしれません。たいていの組織は、JIS Q 9001で審査を受けるのですが、中にはISO 9001で審査を受ける組織もあります。後者の組織に対して発行される認証文書の規格表示は、当然ISO 9001です。JIS Q 9001:2008の制定日は12月20日ですが、ISO 9001:2008の発行日は11月15日ですので、起算日が異なるのです。

例えば、規格発行後24か月が経過すると現行規格による認証が失効しますが、その失効日は、ISO 9001:2000は2010年11月15日、JIS Q 9001:2000は2010年12月20日です。

詳細は、まもなく発行されるアイソス12月号に掲載されます。