モットーは「競争から協創へ」

ISOマネジメントシステム認証機関の会議体である日本マネジメントシステム認証機関協議会(JACB)の総会が7月29日に開催され、2009年度のJACB代表幹事に日本環境認証機構(JACO)代表取締役の下井泰典さんが就任した。8月18日午後、下井さんにお会いし、JACBの今年度の活動方針並び代表幹事としての抱負などを聞いた。

JACBの活動方針で目新しいのは2点。1つは、経済産業省が昨年7月に公表した「マネジメントシステム規格認証制度の信頼性確保のためのガイドライン」に対して8月18日に発表された「アクションプラン」 の実施である。もう1つは、ISO認証制度の認知度の向上:ホームページやメディアの活用である。すでに実施しているものとしては、JACBのウェブサイ トがリニューアルされ、「公開情報」というコーナーが設けられており、ここでは一般向けにマネジメントシステムに関する情報が公開されている。

後者の活動に取り組むことになったきっかけは、主婦連のある方の発言によって、「一般の人がいかにISOの規格や制度について知らないか」を思い知らされ たことによる。「企業によるISOの認知度は上がってきたが、ISO情報はまだまだB to Bで流れている。これをB to C、C to Bにしなければならない」(下井さん)とのこと。とはいえ、ISOについて優しく書いた小冊子をばらまくほどの予算はないので、とりあえずはウェブサイト での情報発信から始めることになった。

今年度の活動のモットーは「競争から協創へ」。「もう認証機関同士でけんかをしている場合じゃない。みんなで協力しながらISO市場を作っていかなければならない。例えば、個人的にはJACBで何かISO市場を開拓するような活動ができないかと思っている」(下井さん)

*本取材記事の詳細はアイソス11月号(10月10日発行)に掲載予定。