LRQAの次の一手

更新審査を何回か繰り返した組織が、「今度はここにポイントを絞った審査をして欲しい」という要望を審査機関に出すことがあります。あるいは、審査側から、マネジメントシステムが成熟してきた組織に対して、「あるテーマを重点的にみる審査もやっていますので、ご要望がございましたら・・・」と提案する場合もあります。

itohjunそのようなテーマを持った審査は、審査機関によって呼び名は違いますが、 LRQA(ロイド)ではFABIK審査と呼んでいます。これはLRQAでグローバルに展開している審査手法というよりも、日本市場向けに特化したサービス だそうです。やっぱり、日本企業というのは、審査に対して、前向きな組織はすごく前向きなんですね。LRQAのテクニカルマネージャー(組織内での階層が分かりにくい名称ですが、要は審査部門のトップということです)の伊藤純嗣さん(写真)に先日お会いしてお話を聞くと、LRQAでは、FABIK審査からさらに一歩進んだ審査を5月から提供しようとしています。名称は「ビジネスアシュアランスⅡ」。FABIK審査のコンセプトである「ビジネスアシュアランス」の次のステップです。(詳細はアイソス6月号に掲載)

「ビジネスアシュアランスⅡ」では、FABIKのようなテーマを持った審査の重要性を認めつつも、さらに幅広い視点で組織のリスク評価に踏み込んだ審査を するとのこと。LRQAに限らず、外資審査機関のエスタブリッシュメントは、「組織のリスクマネジメントを審査でみる」ということを最近言い出していま す。

実際、どのような審査が展開されるのか。それは今後、受審組織の声を聞いていくことで、しだいに明らかになると思います。