TÜV Rheinlandに学ぶ

昨年の外為法改正や今年4月からの輸出者等遵守規準(輸出者によるコンプライアンスプログラム制定の義務化)の施行など、貿易の安全管理に関する抜本的な法改正が行われる中、アイソスとしても安全保障に関するセミナーを企画したいと考えているが、いかんせん、この手の分野については集客力がない(と思う)。そこで、安全管理に関する検査や認証で定評のあるテュフラインランドジャパンにお知恵を借りるため、先日、横浜の事務所を訪問した。

当方は日本の法改正や日本版AEO認証に関心があったのだが、テュフはやはりそういったドメスティックな対応よりも、グローバルな対応が領分である。世界には百数十の国別のAEO的認証が存在し、それらに対応するにはサプライチェーンセキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO 28000の認証を取るのが一番である、なにもISO 28000を単独で取る必要はない、既存のQMSやEMSの認証と統合すればいいのだから、さほどコストはかからない、ISO 28000の解説なら喜んでやる、この認証を取得した組織の事例紹介もできる、とのこと。テュフはすでにISO 28000のセミナーを港湾関係者を対象に各地で展開している。

テュフの路線は明確だ。同時に今回、アイソスの路線が不明確なのも明らかになった。路線が不明確だから、集客を心配しなければならないのだ。もう一度、企画を練り直そう。