ISO Guide 83が国際規格ルールに

ISOマネジメントシステム規格(以下、ISO MSS)の整合化をはかるため、すべてのISO MSSに共通の上位構造(規格の章立ての意味)、テキスト(要求事項)、用語・定義が、ISO/TMB(技術管理評議会)のJTCG(合同技術調整グループ)で開発され、「ISO Guide 83  High level structure, identical core text and common terms and core definitions for use in Management Systems Standards(マネジメントシステム規格における利用のための上位構造、共通の中核となるテキスト並びに共通用語及び中核となる定義)」のタイトル名で2012年2月のTMB会議で承認された。同ガイドは、上期には現行の「ISO Guide 72(マネジメントシステム規格の正当性及び作成に関する指針)」と共に、国際規格ルールであるISO/IEC Directives(専門業務用指針)の中に取り込まれることになる。入る場所は、ISO/IEC DirectivesのSupplement(補足指針)のAnnex(附属書)SLである。これにより、今後新規で制定・改訂されるすべてのISO MSSには、ISO Guide 83で示された共通MSSの構造・テキスト・用語が適用されることになる。

なお、ISO/IEC Directivesは、原文・訳文とも無料で読むことができる。おそらく上期中に、ISO Guide 83を取り込んだ原文を読むことができると思われる。訳文掲載は、さらにその2カ月後くらいになる見込み。