カーボンフットプリントのISO化は遅れ気味

inabaA.jpgカーボンフットプリント(CFP)の国際標準化作業を行っているISO/TC207(環境マネジメント)のSC7/WG2の対応国内委員会の委員長を務める稲葉敦さん(工学院大学環境エネルギー化学科教授)にお会いして、CFPに関する国内外の動きやISO化の動向などについてお話を伺いました。

カーボンフットプリントの国際規格はISO 14067という番号が付き、現在第二次作業原案(WD2)が8月31日をめどにメンバー各国に回付され、コメントが9月末までに受け付けされます。そのコメントを集約したものを、10月19日にウィーンで開催されるSC7の会議で議論される予定。従来の予定だと、ここで国際規格案(CD)が作成され、11月には各国へ回付される予定だったのですが、稲葉さんは「まだまだCDまで進める段階ではない」と考えています。

一方、国内におけるカーボンフットプリント制度試行事業のほうは、商品種別算定基準(PCR)の対象商品は8月12日時点で36件あり、8月13日に開催されたPCRの策定委員会では新たに精米、衣料用洗剤、なたね油が検討された結果、この3点も登録され、合計39件となった。