EMSとQMSで第三者審査用規格作成の動き

413-20111207kameyama.jpg本日、亀山嘉和さん(写真)を取材しました。内容はISO 19011について。この規格のJIS版は今のところ来年3月20日発行を目指しているそうです。

ISO 19011は第三者認証審査は対象外です。というのも、第三者認証審査の規格として、すでにISO 17021があるからです。ISO 17021も、ISO 19011と同様、すべてのマネジメントシステムに適用可能な監査規格として開発されたものなのですが、ISO 9000シリーズを扱うISO/TC 176、ISO 14000シリーズを扱うISO/TC 207では、それぞれの分野に特化した認証審査用の規格を作ろうとしているそうです。

TC 207では環境第三者審査用規格をISO 17021-2、TC 176では品質第三者審査用規格をISO 17021-3という名称で作成しようとしています。環境の方が先に作業を始めたので、番号が若いのです。(古いWeb情報を検索するとISO 17021-2は、第三者審査の力量を規定する規格で、現行のISO 17021の前身であると記述されていますが、これは当時は正解でしたが、今はISO 17021-2というと、今年6月にISO/TC 207/SC2が承認した新しい環境第三者審査用規格のことになります)

主に第一者・第二者向けのマネジメントシステム監査規格であるISO 19011は、あらゆるマネジメントシステムに適用でき、各分野(品質、環境、労働安全衛生、情報セキュリティなど)への適用についての記述は付属書Aに書いてあります。一方、第三者認証用のマネジメントシステム審査規格であるISO 17021は、あらゆるマネジメントシステム審査のコア規格として位置づけられ、それにQMS向け、EMS向けといった分野ごとの規格が今後ラインアップされていくという具合です。

ところで亀山さんは今年10月にJABを退職された後、現在はキッズISO14000プログラムの啓蒙・普及活動にボランティアで取り組んでおられます。