JIS Q 9005発行は12月下旬

JIS Q 9005:2014(質マネジメントシステム―持続可能な成長の指針)が12月20日発行を目指して準備が進められている。同規格の初版は2005年版で、今回が第二版となる。初版では、9005とセットでJIS Q 9006(質マネジメントシステム―自己評価の指針)も発行されたが、今回の改正版では、9006の内容を圧縮して9005の附属書として取り込むことで、JIS Q 9005/9006をJIS Q 9005に一本化させている。

現行のISO 9004:2009(組織の持続的成功のための運営管理―品質マネジメントアプローチ)は、JIS Q 9005/9006がベースになっている。しかし、JIS Q 9004:2010発行後も、JIS Q 9005/9006は廃版になることなく、存続することになった。その理由は何か? この点について、JIS Q 9005/9006改正検討委員会委員長を務めた飯塚悦功氏は「その理由は、現行のISO 9004に失望したからです。「あんなものでは仕方がない」と思っているところがあります。ですから、取り下げないどころか、もう発行からかなりの年数が経っていますので、見直して改正版を出そうということになって、このほどようやく検討が終わりました」(アイソス2014年7月号19-20ページに掲載)と語っている。なお、JIS Q 9005発行後には、その解説本も発行する予定である。