ISOは9月14日付のニュースで、シックス・シグマの国際規格として下記2本が発行されたことを発表した。
ISO 13053-1:2011
Quantitative methods in process improvement — Six Sigma — Part 1: DMAIC methodology(プロセス改善における計量法 — シックス・シグマ — パート1:DMAIC手法)
ISO 13053-2:2011
Quantitative methods in process improvement — Six Sigma — Part 2: Tools and techniques(プロセス改善における計量法 — シックス・シグマ — パート2:ツールと技術)
Part 1では、Define(定義)、Measure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)、Control(管理)の5段階によるDMAIC手法が記述され、事業活動における役割、専門知識、人材育成上に含まれるベストプラクティスが推奨されている。
一方、Part 2は、DMAICアプローチの各段階において、データ表で示すためのツール及び技術に関する記述である。
1986年にモトローラによって開発され、1990年代後半に日本にも紹介されたシックス・シグマの手法が、ここに来てようやく国際標準化されたことになる。今回の規格開発にあたった分科会副議長のブーランジュ博士は「シックス・シグマはしばらくの間存在し続けたが、ISOの標準化のもとにそのベストプラクティスが集約され、統合化された。ISOブランドは世界的に尊重され認識されているので、一層信頼性を付加するものである。さらに、シックス・シグマ手法の国際規格が発行されることにより、明確な形式で国際的理解が深まり、バラツキを抑え、ユーザーに調和したベスト・プラクティスを提供することになるだろう」と述べている。
どうします? JIS訳します?規格は、売れそうにないから、民間の解説本にお任せします?
<規格は、売れそうにないから・・・
ですよね。
JEITAが訳してくれたら、単行本になるんだけどなあ。