【ISOS Review】ISO 14001改正作業の中身

464-20120606okuno.jpg─ 2月に開催された(ISO 14001の)第1回改正会議ではどのような作業を行ったのですか。

奥野 今ある2004年版に、共通要素とスタディグループの推奨事項のすべてを、どこに何を当てはめていくかを検討しながら取り込みました。共通要素は、全て取り込むことが前提であり、どのMSSにも該当するものなのであまり問題もないと思いますが、推奨事項については、先進的な内容になっており、どれくらい織り込まれるかが注目される点だと思います。また、共通要素を適用して実際にどのようにISO 14001の要求事項とするかについては、コンセンサスはできておらず、まだまだ議論はこれからです。とにかく、構造的な編集作業のスタートを切ったばかりの段階ですから、今後の議論によって、外されるものや、深められるものなどが出てくるでしょう。2月の会議のアウトプットはWD1として発行されています。
(アイソス8月号2頁、ISO/TMB/TAG-JTCG 及び TC207/SC1/WG5エキスパート・奥野麻衣子氏〈写真〉へのインタビュー記事から)

*共通要素=通称「ガイド83」で示されたISOマネジメントシステム規格の共通要素
*スタディグループの推奨事項=TC207/SC1の中にあるスタディグループから出されている24項目からなる推奨事項