ISO 50000シリーズのラインアップ

ISO/TC242(エネルギーマネジメントを審議する技術委員会)対応国内委員会委員である寺田博さんの報告によると、現在TC242にISO 50000シリーズとして、ISO 50001(エネルギーマネジメントシステムの要求事項)のほかに6本の規格作成が提案されているそうです。その日本語タイトルと提案国は下記の通り。

・エネルギーマネジメントシステムの実施、維持及び改善のための指針(米国)
・組織のエネルギーパフォーマンスの監視、測定、分析及び検証(南アフリカ)
・エネルギーベースラインの一般原則及び指針(カナダ)
・エネルギーパフォーマンス指標の一般原則及び指針(ブラジル)
・エネルギーマネジメントシステム監査及び監査員の力量(韓国)
・エネルギー監査(英国)

上記で気になるのは、エネルギーマネジメントシステム監査の規格が提案されていること。ISO 19011の改訂版が数ヵ月後に発行されますが、現行規格が対象をQMS/EMSに限定しているのに対し、この改訂版はQMS/EMSを含めた全てのマネジメントシステムの監査を扱うとしています(詳細は昨日のブログ記事を参照してください)。なのに、エネルギーマネジメントシステム監査については、早くも別規格を作成しようと、ISO/TC242では動き始めているのです。ほんと、節操ないなあ。

2件のコメント

  1. パフォーマンス重視の監査に対して19011だけでは武器が不足していると思います。ということでエネルギー監査というのは、その類を補強するツールではないでしょうか?
    でも結局、精度高くパフォーマンス監査で、「白・黒」を決めるのは無理があると思うけどなぁ・・・

  2. 韓国が提案しているエネルギーマネジメントシステム監査と英国が提案しているエネルギー監査というのがあって、中身の詳細はまだ見ていないのですが、どのような違いがあるのかを比較してみたいですね。

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