「8.5.1 継続的改善」

QMSの有効性の改善は、
製品改善に結びついていないと意味がないのではないか。
これは世界のISOユーザーから問われているところです。

品質マネジメントシステム規格国内委員会が、
今月初めに発表した「ISO9001の2008年改訂について」の中で、
Output Matters についての議論が掲載されています。
(上記発表内容のPDFはこちら)
これによると、2008年版の序文には、
QMSの有効性を強調するための変更が行われていますが、
本文については、追補改訂作業の範囲を超えるために、
次回改訂で検討されるとしています。

ですから、「8.5.1 継続的改善」においても、
QMSの有効性を強調するような改訂は行われないでしょう。
ただ、ISOが行ったユーザーサーベイでは、
次のような意見が出ています。

「5.6.3 マネジメントレビューからのアウトプット」のb)には
「顧客要求事項への適合に必要な製品の改善」が出てきます。
原文では次の通りです。

improvement of product related to customer requirements

この improvement of product と「8.5.1」との関係を、
もっとはっきりさせてはどうか、
そういう意見が出ています。
これはぜひ、次回の改訂では取り上げてほしいと、
個人的には思いますが、みなさんはどうお考えでしょうか。