2015年版QMS審査はむずかしくなる

20151001_nakajo.jpgJIS Q 9001:2015が11月に発行されると、同規格による審査が本格化する。新規格は運用自由度が高いので、組織は自ら考える比重が高くなり、認証機関はその考え方のプロセスを評価する難しさを抱え、審査員の質がこれまで以上に問われることになる。ISO/TC176国内委員会委員長の中條武志氏(写真:中央大学教授)は、2015年版審査について次のように語っている。

「規格に基づくQMS運用の自由度の点から言うと、1987年版は細かく指定するガチガチの規格で自由度がほとんどなかったのに対し、2000年版になると自由度を認めるようになり、2015年版になるとさらに自由度が上がっています。自由度が上がるということは、それだけどのようにやるかを組織に任せているわけで、それを審査員はきちんと評価しなければなりません。これは非常にむずかしいと思います」(アイソス2015年11月号から抜粋)