四十九日

桶に入ったアツアツの寿司飯を
うちわで扇ぐのが
こどもの私の役目でした

海苔を広げ
しゃもじで寿司飯を伸ばし
煮込んだ椎茸やかんぴょう
高野豆腐や卵焼きを
細長く並べて
母が巻いていきます

巻き寿司を切る段になると
具がはみ出て形の悪い
両端部分が発生します

私たち兄弟は
それを狙っていました

母は切りながら
両端部分を
兄と姉と私に
順番に分けてくれますから

そのときによく
「お母ちゃんの巻き寿司、覚えといてや」って
言ってましたね

4件のコメント

  1. 私の勤務先の工場では、両端のカット量を少なくすることが、環境目標です。どう考えても食べられないし…。

  2. あのぉ、その余ったカット材、安くうちに回してもらえませんかねぇ。それで、うち、何とか食べていけますんで。CSR目標ということで・・・

  3. そのカットした両端部分を詰め合わせて、
    「エコちらし」とかで格安提供・・・
    ってわけにはいかんのやろなぁ(^_^;)

  4. 「エコちらし」かぁ、ナイス・アイデア!
    カットの詰め合わせなんで、永谷園のお吸い物なんかが合いそう。

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