吉村伸治は、やはりただ者ではない

20150310_yoshimura.jpg吉村伸治さん(写真:ペンネーム/リチャード吉村)の新連載「TS 16949 ここだけのおはなし・・・」がアイソス4月号からスタートした。サブタイトルに「TS 16949認証に関係のない組織の皆さんもお読みいただけると幸いです」という文言が付いているが、これは本当にそう。ISOMS関係者なら誰が読んでもおもしろいのではないかと思う。内容自体のおもしろさもさることながら、軽妙洒脱な文体がすごい。TS 16949というとガチガチ規格の最たるもので、それに関する啓蒙書の類もガチガチのものが多いのだが、吉村さんの文章は、「えっ? TSって、こんなに柔らかく語っていいの?」と心配になるくらいで、この人なら女子高生向けに、『もしドラ』ならぬ『もしTS』も書けるんじゃないだろうか。

連載第1回は「なぜなぜ分析」がテーマ。みなさん、なぜなぜ分析に取り組むと、頭がおかしくなりません? 吉村さん曰く「そのうちなぜなぜ分析のやり直しの連続に、実施する担当者も、指導する上司も疲弊して、やればやるほど因果関係もぐちゃぐちゃで、原因の網羅性も欠け、へんななぜなぜ分析になり、やっている人も、評価する人ももう??? これはもう、なぜなぜ分析ではない。きょ、恐怖の“なぞなぞ分析”じゃ!」。うーん、そうそう、そうなんだよ。俺もその経験あるのよ。デキナイ人の味方、吉村伸治。あんたの連載、ずっと読むよ、俺。(って、編集者だから読むの当たり前だけどネ)