野に咲くEMS

narasakiface夜中の2時。
ゴミ収集車で現場に向おうとしていた社員Aさんを、
社長が呼び止めました。
「Aさん、この方を一緒に乗せてあげてください」
助手席に乗り込んできたのはEMS審査員(楢崎建志さん:写真)です。
Aさんは、今日審査があるとはまったく聞いていませんでした。

 

「会社のありのままを見てほしかったので、
社員には審査がある日を連絡していませんでした」
廃棄物収集運搬業者・東清掃(大阪市)の山崎清次社長は、
ISO14001の実地審査の模様をこのように語ってくれました。

ISOに取り組み始めた頃、山崎社長は大きな悩みを抱えていました。
環境以前に、社員の遅刻や車両事故など、
経営上の問題が山積していたのです。
そんなとき、EMS審査員(山本芳華さん)から
「じゃあ、その経営上の問題を、
環境ISOの目標にすればいいじゃない」
ときっぱり言われて、目からうろこだったそうです。
それまで山崎社長は、ISO14001は環境ISOなのだから、
環境以外のことはやってはだめなんだと思っていたからです。

それからは取り組みが一変しました。
就業規則の作成や車両管理の手順作成、
遅刻防止のためのタイムカードの導入などを実施。
その結果、社員が辞めなくなり、遅刻がほとんどなくなり、
車両事故も大幅に減少したそうです。

山崎社長はEMS審査員補の資格を取るなど、
もともと環境ISOに非常に熱心な方です。
ですが、山崎社長の力だけでは、
ここまではできなかったかもしれません。
ここ一番で、ポンと背中を押してくれる
審査員の存在は大きいと思います。

1件のコメント

  1. 楢崎さん元気にしているんですね。
    最近アイソスにブレーキをゆるめよという記事広告を出していないのでどうしたのかなと思っていました。
    頑張ってくださいね。
    中尾社長に関係なくてすみません。

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