2万トンの原料糖の山

462-20120604mitsui.jpg三井製糖・千葉工場を取材した折、生まれて初めて原料糖の山というのを見ました。工場倉庫に保管された2万トンの茶褐色の山は圧巻です。

「三井製糖」と言ってもピンとこない人でも「スプーン印」のブランドはご存知だと思います。2万トンというと、1kgの市販用小袋2000万個分です。1世帯が1ヵ月に1袋使用すると仮定すると、日本には約5000万世帯ありますから、もし千葉工場が家庭用の「上白糖」のみを作っているとすれば、日本の世帯が1ヵ月に使用する上白糖の原料の5分の2がこの倉庫に保管されていることになります。実際、千葉工場では2万トンの原料糖を1ヵ月で使ってしまうそうです。それに原料糖は、何らかの種類の砂糖になり、捨てるものはほとんどありません。大雑把に言えば、この規模の上白糖プラントが3基あれば、国内の家庭用砂糖需要はまかなえることになります。

「この倉庫の山が3つあれば、国内需要OKなのかあ」
都合のいい計算をしながら、唸っておりました。