アイソス8月号は「シックスシグマ」

アイソス8月号(7月10日発売)の特集は「シックスシグマ」です。シックスシグマの歴史は30年以上あります。モトローラによるシックスシグマの時代、GEによるDMAIC手法のシックスシグマの時代を経て、現在はリーン改善手法を組み合わせたシックスシグマの時代に入っています。2011年にシックスシグマの国際規格が初めて発行され、2015年にはISO 18404という認証規格が登場。「シックスシグマ」は、欧米だけでなく、アジア諸国も加えた全世界的な活動となっており、海外企業との取引における世界共通語になっています。読者の会社も、海外と取引があるのなら、いつ取引先からISO 18404への準拠を求められても不思議ではありません。そこでアイソスでは、シックスシグマについてほとんど知識がない方のための詳細解説と事例紹介の特集記事を組みました。石山一雄氏(ISO/TC 69/SC 7日本代表エキスパート)にはシックスシグマの国際規格動向について、眞木和俊氏(ジェネックスパートナーズ代表取締役会長)にはリーンシックスシグマ導入のポイントについて、さらに真田進也氏(LIXIL生産本部副本部長)にはLIXILにおけるシックスシグマ活動の取組みについて、それぞれ解説いただきました。シックスシグマに関心のある方、これから会社として取り組まなければならないご担当者の方、ぜひお読みください。続きを読む →

ISO 9004:2018の詳細解説を特集

月刊アイソス7月号(6月10日発売)の特集は「ISO 9004:2018 持続する成功を達成するための指針 詳細解説」です。執筆者は、ホームページを通じて中小企業のISOマネジメントシステム構築・運用を20年以上にわたって支援してきた米戸靖彦氏です。4月に発行されたばかりの国際規格を、このスピードと、これだけの質&ボリュームで提供できるのは、この人しかいません。JIS Q 9004も、ポケット版の対訳本も、発行は遙か先です。待っていないで、今、新・9004を理解しておきましょう。

制度改革の提案盛りだくさんのJABシンポ特集

アイソス 2018年6月号(5月10日発売)の特集は、3月20日に開催された「第6回 JAB マネジメントシステムシンポジウム」の全講演録です。同シンポでは、画期的な提案がいくつも報告されました。「現在、認証取得マークを製品に付けてはならないということになっているが、一定費用を払えば付けてもいいのではないか、もうそういう時代ではないか」(JABマネジメントシステム研究会主査・山田秀氏)「マネジメントシステム認証にプラスして到達度合いが分かるという、日本独自の第三者評価制度があればいいのではないか」(同上)「ISO 9001日本版認定認証制度の創設を提言する。ISO 9001を段階的に適用する制度があってもよいと思う。例えば、最初のステップとしては、2015年版で追加となった要求事項を除き、箇条7~9、10.2を適用したISO 9001の認証があってもよいと考える」(JABマネジメントシステム研究会WG3主査・勝俣宏行氏)・・・などです。今のISO 9001認証制度に首まで浸かっている人が聞くと腰を抜かしそうな提言ばかり。重要なのは、JABマネジメントシステム研究会のロードマップによると、こういった制度改革の議論が2018年度から本格的にスタートすることです。いつまでも同じ制度が永遠に続くことはないということでしょう。本特集では、主催者挨拶、基調講演並びにJABマネジメントシステム研究会の各WGの全講演内容を紹介しています。(講演後の質疑応答の詳細は割愛)

施工品質マニュアルを全文掲載

アイソス2018年5月号(4月10日発行)は、建設業における「施工現場」に的を絞った品質マネジメント特集です。もちろんISO 9001:2015対応です。前半は、施工現場で2015年版に対応したQMSをいかに運営していくか、その仕組みと運用のポイントを解説しています。本特集に出て来る用語はすべて施工現場で使われている言葉です。「品質方針」ではなく「施工方針」です。「パフォーマンス評価」ではなく「施工実績の評価」です。「内部監査」ではなく「社内検査」です。後半は、「施工品質マニュアル」を全文掲載しています。「全文」というのは、2015年版の規格要求事項すべてに対応しているという意味です。このマニュアルは、巷に出回っているような規格を裏返したような言葉で書かれたものではなく、まさに現場で施工品質を維持・改善するために役立つ実践的な内容となっています。執筆者はISO規格を経営改革に翻訳する中小企業診断士・竹田将文さんです。一度ぜひご覧ください。

JIS Q 15001:2017(個人情報保護マネジメントシステム)の口語訳登場

アイソス4月号(3月10日発行)の特集で、2017年12月20日に改正されたJIS Q 15001(個人情報保護マネジメントシステム – 要求事項)の本文と附属書Aの全文口語訳を掲載しました。特集記事だけで55ページのボリュームです。おそらく市販版のJIS Q 15001の口語訳は、本稿が日本初でしょう。執筆者は、2006年版と2017年版の両方でJIS Q 15001改正原案作成委員会委員を務めた鈴木靖氏(株式会社シーピーデザインコンサルティング代表取締役)です。正確で分かりやすい文章で書かれています。もちろん、口語訳だけでなく、解説も付いています。個人情報保護マネジメントに取り組む組織において、「保存版」としてお役立てください。

山上裕司氏渾身の執筆「学習するマネジメントシステム」

アイソス2018年3月号の特集山上裕司氏執筆による「学習するマネジメントシステム」です。ISO9001の2015年版への移行期限も残すところ半年。2015年版に関する巷の解説も言い尽くされているかと思いきや、大事なところがぽっかりと抜けており、それを鋭く指摘したのが今回の特集記事です。それは、規格の自由度は上がったのに、組織が自由に考えていないことです。従来通りに与えられた材料で組織のマネジメントシステムを運用していこうという姿勢が強く、自主的にQMSを設計していこうという組織がまだまだ少ないのではないでしょうか。そこで「学習」という言葉が出てきます。組織で働く人々が、外からの視点を取り入れ、それを行動に移しながら学習していくという仕組み、すわなち「学習するマネジメントシステム」こそ、2015年版への移行を機に、組織に求められていることではないでしょうか。本特集では、今でも大きな説得力を持つデミング博士の教えとツールを紹介しながら、学習するマネジメントシステムの手法と実際のワークショップ事例が披露されています。

アイソスが「VDA6.3第3版」を特集しました!

月刊アイソス2月号の特集は「VDA6.3 第3版 対応ガイド」(執筆者:株式会社トライザック)です。自動車産業の関係者でない方にとっては「VDA」と言われてもよく分からないと思いますが、「VDA」というのはドイツ自動車工業会のことで、VDA6.3というのは、同工業会が発行している自動車産業サプライヤー向けのプロセス監査規格であり、主にドイツカーメーカーが一次サプライヤー向けに、あるいは一次サプライヤーが二次サプライヤー向けに二者監査を行う際に使用するスペックです。同じ自動車産業向けのセクター規格であるIATF 16949との大きな違いは、1つはVDA6.3は第三者認証用の規格ではないこと、もう1つはサプライヤー評価を最終的には点数で評価するスコアリングシステムであることです。
このVDA6.3の第3版が2016年12月に発行されました。旧版の第2版から第3版への移行期限は2018年6月30日までとなっています。ただ、VDA6.3は第三者認証の規格ではないので、お客様の意向次第で対応しなければなりません。例えばお客様から「来月になったらVDA6.3 第3版で第二者監査をやります」と言われたら、それに対応せざるを得ないのです。ですから、ドイツのカーメーカーや第1次サプライヤーと取引のあるサプライヤーでVDA6.3 第3版への準備が十分でない組織は、早急な対応が迫られています。本特集では、VDA6.3 第3版への対応ガイドとして、詳細な解説を行っています。構成は、Part 1でVDA6.3 第3版の基準と評価方法、さらに必携マニュアルである「新規部品の成熟レベル保証(MLA)」と「ロバスト生産工程(RPP)」について解説し、Part 2で各プロセス要素での確認ポイント(P2〜P7)を詳述しています。

2015年版に対応した『環境管理は、自然体で行こう!』(改訂版)発行

本書は、好評を博した糟谷征利さん執筆の電子書籍『環境管理は、自然体で行こう! 〜ISOのシステム構築という名の妄想からの脱却〜』の改訂版です。前著では「規格改定になりますが何か?」という章の中で、「規格改定になるけど、仕事のしかたは何も変える必要がない」旨が述べられていました。しかし執筆当時は、ISO/DIS 14001(国際規格原案)の状態。その後、ISO 14001:2015が発行され、糟谷さんの勤務先も2015年版への移行審査を不適合なしで終えたので、あらためて、2015年版と2004版とでは何が違うのかを整理し、その違いをふまえて認証企業は何をすべきかを総括し、最終章として『The 総括 ISO 14001:2015年版と2004年版との違い』を追補したのが本書です。

【本書の目次構成】
1. ISO規格って、わが社にとってどんなものかを考えたことはありますか?
2. ISO第三者認証は、わが社にとってどんな意味があるのかを考えたことがありますか?
3. 認証機関をどう使うか
4. 規格改訂になりますが、何か?
5. グループ内コンサルティング
6. まとめ 〜自己宣言への道〜
7. The 総括 ISO 14001:2015年版と2004年版との違い

 

超ISO企業研究会編『ISO 9001:2015改訂版への真・品質経営アプローチ 』をAmazonから発売

cover_beyondAmazonから『ISO 9001:2015改訂版への真・品質経営アプローチ 』(システム規格社発行)が発売されました。本書は、月刊誌アイソス2016年8月号の特集記事「超ISO企業研究会が提案する ISO9001:2015対応」を、超ISO企業研究会(飯塚悦功会長)によって大幅に加筆・資料追加し電子書籍向けに編集したものです。執筆者は、同会の飯塚悦功・金子雅明・丸山昇の3氏です。

本書冒頭の飯塚会長の挨拶文を抜粋しながら、本書を紹介します。

「この電子書籍は,その超ISO企業研究会が提唱する「真・品質経営」モデルが,2015年9月に改訂されたISO9001:2015の適用において,お勧めできるアプローチではないかと考え,その概念,方法論,そして適用例を紹介するものです.」

「全体を3つのパートで構成します.Part1は,私が基本的考え方について述べます.Part2は,超ISO研究会の副会長で東海大講師の金子雅明が,研究会で開発した真・品質経営の設計・構築のためのツールを紹介します.そしてPart3では,会員の丸山昇が,それらのツールを適用し,ISO 9001:2015改訂版に対応する“まとも”なQMSを構築した例を紹介します.」

「ISO9001:2015対応のQMS認証への移行期間は,2015年9月15日から3年間ですので,いままさに,認証組織が本格的に移行審査に取り組んでいる時期となります.これに合わせ,実に様々なISO9001:2015改訂版の解説,改訂規格対応への移行のガイドが,これぞ決定版と言わんばかりに溢れかえり,選ぶのに苦労している方も多いことでしょう.本書は,QMS認証の移行そのものを目的にするではなく,事業の持続的成功の基盤となるような,ISO9001:2015適合のQMSの構築をめざすものです.」

「現実の事業運営と認証維持のためのQMSという二枚舌に嫌気がさしている,まともな経営者・管理者の方々,皮相的・形式的なQMS認証対応から脱却したいと考えている推進役の方々に,私たちのエールとともに本書をお送りしたいと思います.」

本書の目次は下記のとおりです。

Part 1:ISO9001:2015改訂の“こころ”に応える
執筆/飯塚悦功(超ISO企業研究会会長・東京大学名誉教授)
1. ISO9001という規格
2. ISO9001:2015改訂版をどう受けとめるか
3. 箇条4に真摯に対応する
4. PDCAの三重モデル
5. ISO9001の有効活用
6. QMSの意義の再認識

Part 2:組織の状況を適切に理解し、あるべきQMSを設計する
執筆/金子雅明(超ISO企業研究会委員・東海大学講師)
1. 改めてQMSは何のために構築し、運営するのか
2. 超ISO企業研究会が提唱するツールに基づいたQMSの設計

Part 3:【超ISOツールの適用事例】 規格改正を契機としてQMSを強化・再例 —ビジネスモデルを「事業シナリオ図」に可視化—
執筆/丸山昇(超ISO企業研究会委員・アイソマネジメント研究所代表)
1. T社の概要
2. 事業シナリオ作り(効果的なQMSを再構築するための準備)
3. 改正を機としたISO 9001QMSの再構築
4. おわりに