【震災寄稿 No.8】 被災生活でまず確保すべきこと

昨日に続いて坂内さんが、自らの被災体験に基づき、震災に遭遇した時の対処法について記してくれました。
ありがとうございました。

被災生活でまず確保すべきこと
Unity Gate 坂内 著

被災生活の中で、お役に立ちそうな情報を幾つかお伝えしたいと思います。
アイソス日記の読者の中からニ度とこんな目に遭う方が出ないよう切に願いながら。

もし、不運にも被災してしまったら。

水の確保
1. 普段から浴槽の水はむやみに排水せず貯めておく(200Lの生活用水となります)
2. 地震が起きたら即座に家中の器に水道水を汲んでおく。もちろん浴槽も満水に!
3. 2リットル用の空ペットボトルは、家族の人数分用意

水道は、急に止まりません。そこで大多数の人が騙されました。「水道は無事だ」と、しかし、翌朝断水している事を知るのです。給水ポンプが停止しても水道 菅に圧がかかっているので、ある程度は水が出ます。ここで飲み水を確保できるかどうか、その後の生活を大きく左右します。

自治体によっても違いますが、給水は、1人2リットルまでのところが多いです。大きいポリタンクを持っていても満タンに貰える保証はありません。給水する側も 計量の手間が省けるので2リットルペットボトルが喜ばれます。

電気と通信の確保
1. 震災後しばらくは、携帯電話が「つながりました」しばらくすると携帯基地局の非常用電源が切れて「ほとんどつながりません」
2. 乾電池式の製品をあてにしない

連絡は、バッテリー節約の意味も込めてメールで行うのが良いと思います。携帯を使いまくって早々とバッテリー切れを起こす人(特に長電話の女性と携帯TV を見ていた人)が続出。予備の携帯バッテリーを持つのも有効です。夜間は電源を切ってバッテリーの延命をはかるくらいの慎重さが必要です。電気の復旧まで 長期化する場合、乾電池式の器具はあてになりません。「手回しで電気を起こすラジオ付き懐中電灯」が役立ちます。震災後に乾電池を求める人が多く、店では 品切れの状態が長く続きます。

非常食とガス
1. 缶詰が最も優れた非常食
2. カセット式ガスコンロを過信しない

とにかく缶詰は頼りになります。水も火も入りません。魚やお肉も食べられます。カセット式ガスコンロもボンベのカセットが無ければ意味がありません。震災 後に店からガスボンベが一斉に無くなりました。ある程度の数のボンベを在庫しておくか、バーベキュー用の調理器具と炭で調理できるように準備しておくこと も有効な対策です。

そして最も大切なこと。近隣の方々と声を掛け合うことです。治安も悪化していきます。皆で難局を乗り越えていこうという助け合いが何よりも大切です。