【ISOS Review】 今の審査と14年前の審査

審査部門トップの発言の記事の比較です。お二人は別機関の別人物です。
2011年の春のアイソス記事から抜粋
要求事項の順番で仕事が流れているわけではありませんから、仕事の流れに沿ったマニュアルを作成していただければ結構です。「規格の順番でマニュアルを書いてください」とか言う審査員がいるとしたら、それはもともと審査員としての力量を持っていない人です。
1997年の春のアイソス記事から抜粋(当時は季刊「システム規格」という名称でした)
我々は、品質マニュアルにはできるだけ企業の固有な条件を含めてくださいと言っています。普段着の最も使い慣れた言葉で、実態をそのまま整理すればいい。それをやると、審査員に理解されないのではないかと心配されますが、理解しない審査員の方がおかしいのです。

1件のコメント

  1. 話の主旨は、昔も少数ながらまともな考えを持つ認証機関はあったし、将来的に増えて欲しいということにあるのを承知で辛めのコメントをさせていただきます。
    認証機関のトップはまともなのに配下の審査員がまともでないケースは、現実によく見かけます。例えば、トップが「”有益な環境側面”という考え方などない」と述べているのに、現場の審査員は”有益な環境側面”の特定を組織に強いるといったことがあります。
    そういう観点から、この両発言はその通りと思う反面、不信感も覚えます。立派なことを言っても羊頭狗肉のままでは何にもなりません。
    こうしたギャップは審査員個々の問題ではなく、結果的に審査員の力量を適正に保持できていない認証機関のシステムの欠陥(不適合)です。なぜ「もともと審査員としての力量を持っていない人」を雇用し続けるのか、なぜ「理解しない審査員の方がおかしい」ことを審査員教育を通じて改められないのか。組織側の素朴な疑問です。
    トップも苦慮されているのでしょうが、読みようによってはそのギャップを嘆いているようにも感じます。
    ある有名な台詞が浮かびました。
    「泣き言なんざ聞きたくないね。何とかしな」

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