【ISOS Review】 景気が悪いとCSRもしぼんでいいのか?

アイソスで3年以上、CSRに関する連載を続けている今一生(こん・いっしょう)さんが、アイソス10月号に「CSRからソーシャルビジネスへ」というテーマで、今まで書き切れなかったことをまとめている。その中で、本業とCSRとを切り離して取り組んでいると、一時はやった「メセナ」のように、景気が悪くなるとCSRもしぼんでしまう危うさがあり、「本業と社会貢献活動が常にセットであるからこそ儲かり続けることができる」と指摘している。

ISOマネジメントシステムの世界でも「本業とセットに」ということが昔から言われ続けている。同じISOの世界の人から「こんな本業とセットのマネジメントシステム事例があります」と言われると反発する人でも、CSRという少々異なる世界の人から「こんな本業とセットのCSR事例があります」と言われると、「ちょっと耳を傾けてみようかな」と思うのではないか。

記事の中では、貧困層の経済的自立を支援するグラミン銀行(創設者:ムハマド・ユヌス氏)、社会起業家を育成支援するアショカ財団(CEO:ビル・ドレイン氏)の取り組み事例や、書籍として『社会貢献でメシを食う。だから、僕らはプロフェッショナルをめざす』(竹井善昭著、ダイヤモンド社)、『ソーシャル・ビジネス革命ー世界の課題を解決する新たな経済システム』(ムハマド・ユヌス著、早川書房)などが紹介されている。