Vantage Point 肩透かし

「2004年度からは本格適用と位置付けてISO適用対象工事を大幅に拡大します」

2004年4月9日、アイソスの取材を受けた国土交通省大臣官房技術調査課課長補佐(当時)・永山透氏の発言。この年から建設業におけるISO 9001認証件数は減少を開始する。同年4月上旬、建設業界専門紙は一斉に2004年度以降の国交省のISO 9001適用方針の概要を先行報道した。実際に適用方針の通知文書が、正式に国交省から発表されたのは2004年9月1日であり、その中身は、同年10月1日以降に入札手続を開始する直轄工事へのISO 9001適用方針として、「試行工事では認証取得を入札条件としてきたが、これを受注企業の希望制とし、対象工事を拡大し本格適用する」というものだった。強制がボランタリーに変わることで、ISO 9001認証の公共工事入札条件化を見越して動いていた建設業組織やISO認証関係者は、肩透かしを食わされたようだった。

4件のコメント

  1. ただいまの決まり手は、
    国交省の肩透かし、建設業界の、勇み足で、
    認証機関の勝ち であります。

  2. これが、2005年後半からJAB発表の認証件数が減った要因のなのではありませんか?
    登録業種をJABデータを用いて解析すると、その後5年位で建設及び建設コンサルタントの登録が、5000件位減っています。

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