受験生の論文を全部読むのは大変だろうって?
全部読みませんよ。
論文の配点次第で合否が決まるという、
ボーダーライン上の受験生の論文だけを読むのです。
ISO 9000/9001/9004の理解度テストであるISTO試験が2000年に日本に入ってきて、日本語でも受験ができるようになった時、試験原文の翻訳担当の試験官から聞いた話。これは、他の試験でも言えるだろうネ。(ISTO試験の主催者はISTO A.Gだが、本部のサイトは2002年以降更新されていない。日本のプロバイダーも開催日時は未定としている)
大学受験を控える高校3年生の親です。
他の試験でもいえると思います。
息子と、妻が、受験の論文の勉強どうしようというので、
私が答えた内容とこのブログ記事は同じです。
私の母校の大学は、数学・英語・小論文でした。
おそらくここでも、ボーダーラインの人だけ論文審査がされると
思います。論文の審査ほど、労力がたいへんで、審査員によって
あるいは同一審査員でもそのときの気分によって審査結果にばらつきがでるものはありません。
私は大学受験日から、合格発表までは、10日間でしたが、
受験生12000人の論文を全部読んでたら、
10日じゃ合格発表できるはずありません。
全員の論文をまともに読んで審査したら、試験実施してから
結果が出るまで、一年くらいかかると思います。
なるほど。受験生へのアドバイスとしても、「ボーダーライン上の論文だけが読まれる」ということを教えてあげたほうがいいわけですね。