Vantage Point 格付け

aosimasan「だって、民意がお笑い芸人を知事に選ぶことだってあるでしょう?」

2002年8月号のアイソスを皮切りに、3年連続して「ISO審査機関格付け調査発表」を掲載したが、そのたび審査機関や審査員から膨大なクレームがシステム規格社(アイソスの発行元)に寄せられた。その多くは上位に入っていない審査機関や、自分の思っていた予想から大きくはずれる結果であることに立腹した人たちだった。ある人がメールで「巷で評判の悪い審査機関が上位に来ている。この調査結果はおかしいのではないか?」と言ってきた時に、私が返信した回答の1つがこれ。ちょうど東京都知事が青島幸夫(写真)、大阪府知事が横山ノックの時代だった。

8件のコメント

  1. 中尾さんへ
    膨大なクレームがあったということですが、なんでクレームするんでしょうかね?
    しかも「自分の思っていた予想から大きくはずれる結果であることに立腹」とのこと、これってまるで、
    「ウチはこれだけのことをやっている。だから顧客(Client)は満足しているはずだ。していないはずはない」
    という発想でしょうか?
    だとしたら、
    「ISO 9001には8.2.1:顧客満足のところに、“顧客要求事項を満足しているかどうかに関して顧客がどのように受けとめているかについての情報を監視すること”ってありますよね。顧客が満足しているはずだ、ではなくて“顧客がどのように受けとめているか”ですから、そのあたりを顧客に聞いたら、こういう結果になったんですよ」
    って教えてあげるってのは(^^ゞ
    ちなみに、「ISO 9001ってご存知ですか?」って言ってあげると効果的かもしれません。
    (^。^;) アセアセ!

  2. ところで
    >「巷で評判の悪い審査機関が上位に来ている。この調査結果はおかしいのではないか?」
    というクレームをつける審査員は、
    「巷で評判が悪いから、不適合です」なんていう審査をするのかな?
    審査では、客観的事実と審査基準をもとに不適合を出すはずなのに
    審査機関格付けでは、「巷の評判」という客観的事実でないことで考えたり、格付け基準をもとにしないクレームをつけるのは、ナンセンスのはずなんすけどねぇ。

  3. アイソスが2005年の秋に討論会のテーマとしたものが、今、巷で取り上げられている。たぶん、その前からこのテーマは一部の人の間では、くすぶっていたと思いますが。
    私が古巣に居た頃に参加させていただいた討論合宿の記事は、今読んでも古さを感じません。
    つまり、当時はどれも一般論ではなかった ということなのでしょうね。
    ようやく、時代が追い付いてくれたのかもしれませんね。
    でも、結局は、そこに安住せずに先々と行っちゃうから、理解されないことに悩みながらも、先に進んで行くのでしょうねぇ・・・。

  4. GAIさんへ
    <「ISO 9001ってご存知ですか?」って言ってあげると効果的かもしれません。
    まさにそう。審査機関はQMSを構築し運用することが認定基準で決められているので、認定を受けた審査機関はISO 9000を知っているはずなんですけどね。

  5. イソハドーグさんへ
    <「巷で評判が悪いから、不適合です」
    このフレーズを当時知っていたら、たぶん使わせていただいたと思う。残念!

  6. 師範さんへ
    アイソスが議論系イベントをやらなくなって3年になりますが、今は是正処置WSが議論系イベントを継続してやっていて、この1年は特にノリの良さを感じています。
    <今、巷で取り上げられている
    師範さんが言っておられる「巷」というのは、たぶんJABや品質管理学会で行われている公式(世間への影響力が大きいという意味で)議論のことだと推察します。
    JABの議論は、どちらかというと制度側(認定機関、審査機関、品質エスタブリッシュメント)が主体です。品質管理学会での議論は、審査員資格を持つコンサルタントが主体となって行われている議論です。一方、是正処置WSは、これまで公式議論の外に置かれていた組織側が主体となっているところに大きな意義があると思います。

  7. 中尾さんへ
    >是正処置WSは、これまで公式議論の外に置かれていた組織側が主体となっているところに大きな意義があると思います。
    そういう意味では、アイソスの議論系イベントの多くが、三者それぞれの立場にたった人たちによるという点で、とても意義ある存在だったと思います。
    なかなか、世間一般の方々に理解されにくいのが、難点でしたが(^^;
    ところで、監査の役割ってすごく単純で、監査基準に照らし事実を評価し、報告書を書くことですよね。
    会計監査も同じですが、そこには公認会計士の見解とか税務署の見解なんてものがあり、見解が違うこと自体が、世の常識になっています。
    マネジメントシステムの監査も、ケースバイケースの対応なるものが当然必要になる場面がありますが、なぜか、共通見解が必要だとなり、審査員の力量による見解が許されない雰囲気がありますよね。
    そこに、会計監査とマネジメントシステム監査の歴史の長さの違い、制度に対する信頼感、監査員資格への信頼感の違いがあるように思います。
    監査報告書も、以前、家元がいそいそへ投げかけた際の反応からも、ほとんどの組織でお蔵入りしたままのようです。
    組織にどのように役立っているのか・・・。
    マネジメントシステム監査が成熟してきたと言えるようになるのは、もう少し先のことなのかもしれませんね。

  8. 師範さんへ
    <マネジメントシステムの監査も、ケースバイケースの対応なるものが当然必要になる場面がありますが、なぜか、共通見解が必要だとなり、審査員の力量による見解が許されない雰囲気がありますよね。そこに、会計監査とマネジメントシステム監査の歴史の長さの違い、制度に対する信頼感、監査員資格への信頼感の違いがあるように思います。
    通論とは逆方向の考え方ですが、その通りだと思います。「審査員の力量による見解」というものが生まれないと、審査員の本来のプロフェッショナル性もないわけで。
    ただ、あまり時間がありません。師範さんだったら、あと20年? 家元や私だったら、あと10年かな。その間にどこまで「審査員による力量の見解」を示し得る自分になっているか。おっと、私は審査員でありませんので、それをメディアとしての支援ができるか、になりますが・・・

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