Vantage Point 佐藤真琴さんの中国乗り込み

「自分は中国語が話せない」

佐藤真琴さん(美容室・株式会社PEER代表)は、看護学校の研修生時代に、入院中の末期がん患者の女性と出会う。その女性は、抗がん剤で頭の毛がすべて抜けてしまったので、かつらを買おうとしたのだが、持っていたお金をほとんど治療費に費やしてしまい、高価なかつらが買えず、退院後に自宅に引きこもったまま亡くなった。そんな経験をしたことから、佐藤さんは、「かつらって、ホントはもっと安く作れるんじゃないか」と思い、人毛ウイッグの安いかつらを求めて、英語のホームページを持っている中国のかつらメーカーに片っ端から英語で「小ロットで売ってほしい」旨のメールを出した。400社に出したが、帰ってきた答えはすべてNO。それでも40社ほどのメーカーとやり取りが続き、最終的にチンタオの工場に乗り込むことになったのだが、空港に降り立った時、「自分は中国語が話せない」ことに気づいたという。(詳細はアイソス2月号『社会起業家を支援しよう!』で)