ちょうどいま、自宅付近のお寺から除夜の鐘が鳴り始めました。
この1年、お世話になったコメンテーターの方々に、お礼並びご挨拶を述べて今年のブログを締めくくりたいと思います。
本年は大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
磯山さんへ
今年最初にいただたコメントが磯山さんからのものでした。
磯山さんの「センスの対義語が経験則」って言葉は今も頭に残っています。来年もどうぞよろしく!
イソハドーグさんへ
イソハドーグさんのポジティブなコメントにはいつも励まされています。特に野球ネタをやり取りするのは楽しみの1つでした。最近はちょっと音沙汰ないのですが、お元気にしておられますか? 来年もどうぞよろしく!
GAIさんへ
たぶん今年最もコンスタントに数多くコメントを寄せてくれたのはGAIさんでしょう。深謝! TSネタではお世話になりました。来年もどうぞよろしく!
迷える仔豚&走る仔豚さんへ
コメンテーターの中で私にとっての最大の事件は、「迷える仔豚」から「走る仔豚」への改名です。忘年会には参加できなかったので、このへんの諸事情は来年ボチボチと聞かせてもらおうと思っています。それと、
<「美しき誤解」・・・・・ステキなフレーズですネェ。
学者嫌いがほとんどISO業界の中で、正当な評価をいただいたことがうれしかったです。来年もどうぞよろしく!
家元さんへ
いつも心温まる コメントをありがとうございます。家元さんの言葉には何度も励まされてきました。雑誌の編集の場合、たとえ読者から直接反応がなくても、 「お金を出して読んでくれている」というのが励みになりますが、ブログの場合はそういった金銭関係がありませんから、直接反応がすべてです。ネガティブな 反応だとへこみますし、ポジティブな反応だと続ける元気が出ます。来年もどうぞよろしく!
えきせんとりっくさんへ
ISO、野球、編集後記、いずれの話題でも反応していただき、ありがとうございます。建築・土木関係でのコメントは、大変勉強になります。来年もどうぞよろしく!
師範さんへ
是正処置ワークショップでは大変お世話になりました。審査道無風流プロジェクトの中で私が今一番関心があるのは、二者監査研修です。TSがしぼみつつあるいま、二者監査の普遍化した理論と実践を日本発でやっていただきたいものです。来年もどうぞよろしくお願いします!
TOMOさんへ
先日、道場へおじゃました時にご両親のお写真を拝ませていただきました。仏壇の天上には「空」という時が書かれていて(禅宗の仏壇ではこのようにするので しょうか?)、字の一部が焦げていました。たぶんお線香の熱で焦げてしまったのではないでしょうか。「TOMOさんらしいなあ」と思わず笑ってしまいまし た。来年もどうぞよろしくお願いします!
ファイヤードマンさんへ
いつも真っ直ぐで真摯なコメントをありがとうございます。特に審査関係の話に興味をお持ちのようですが、いつも審査問題で苦労しておられるのでしょうか。来年もどうぞよろしくお願いします!
え”…iso? さんへ
私が対応できないコメントに対して、え”…iso? さんが回答してくれた場面が何度かありました。大変助かります。特に地球温暖化についてのコメントのやり取りを見ていて、その勉強ぶりに感心しました。来年もどうぞよろしくお願いします!
朋友さんへ
「休日のこんな夜中、いったい誰がコメントを?」と思ったら、朋友さんです。いつも無茶苦茶仕事してるから、空いた時間が少ないのでしょうね。ただ、健康には気をつけてくださいね。来年もどうぞよろしくお願いします!
門岡淳さんへ
いつも歯切れの良さに感心しています。自分もこの人のようにきちんと話したいものだと思っています。来年もどうぞよろしくお願いします!
shikaさんへ
コメントで、ハーモニカの一段ものとか、足踏みオルガンとかいった話をしておられたので、「こりゃ、ひょっとすると同世代?」と親近感を持っています。来年もどうぞよろしくお願いします!
イグチさんへ
プロセスアプローチでのコメントのやり取り、楽しかったです。また、やりましょう。来年もどうぞよろしくお願いします!
道友さんへ
ISOの制度や規格を批判する方はたくさんおられ、むしろ人材過剰の状態なのですが、道友さんのように自ら建設的な仕事をされる人はほんのわずかだと思います。見ていて励みになります。来年もどうぞよろしくお願いします!
では、皆様、良いお年を!
あけましておめでとうございます。
「走る」ったって箱根の皆さんのような走りは出来ないですが・・・
道場荒らしをした翌朝は皇居を走ってから帰ることが定例になっちゃうような走りをしているだけです。
tvk他で放送中の番組で走ったりってのもあるので・・・
で、一番のキッカケは昨日(1日)付けでISOの担当を離れて企業内教育なんてことに専念する辞令がでて、「仕事」として関われなくなっちゃった、てのが大きいですね。
まぁ、ライフワークとして業務外で関わることにはなるでしょうけれど(^0_0^)
なもんで、ムラ祭りもやります。ただ、コアメンバーの懇親会よりも、ISO情報デバイドの皆さんに発信できる場にしたいなぁと思っています。
>学者嫌いがほとんどISO業界の中で、正当な評価をいただいたことがうれしかったです。
仔豚も言葉が好きなのでしょうね。ワンフレーズが浮かんだらそれを膨らませるということも結構有ります。
あっ、1区もそろそろ終了。2日の初売りで参戦指示が出ましたのでここまでということで。。。。。
ことしも(あまり出て来れませんが)よろしくお願いいたします。
走る仔豚さん、臨場感溢れる中でのご報告ありがとうございました。
遅くなりましたが・・・・みなさん,今年もよろしくお願いします。中尾さん,過分なコメントありがとうございました。
>ISOの制度や規格を批判する方はたくさんおられ、むしろ人材過剰の状態なのですが、道友さんのように自ら建設的な仕事をされる人はほんのわずかだと思います。
→文句だけなら猿でも言える(ハハ問題発言?)。ISOワールドの出来が悪いなら良くするために何をするのか?。ISOワールドの上に人々の幸福に役立つ何を作り出していくのか?いけるのか?。
年の始めにあたって四囲を見晴らし,自らの針路を見直すのも有意義なのもかもしれません。
門岡さん、本年もよろしくお願いします。
<自ら建設的な仕事をされる人はほんのわずかだと思います。
自分も含めてということで、自省の念を込めて申しました(笑)。
<年の始めにあたって四囲を見晴らし,自らの針路を見直すのも有意義なのもかもしれません。
おっしゃる通りですね。
自らの針路を見直す年にしたいと思います。
中尾さん、ご無沙汰です。
ポジティブなコメントといっていただいて、うれしく思います。
少年野球の子から、「がんばります」なんていう年賀状が届き、
つい、うるっときちゃう。
ことしもよろしく。
イソハドーグさん、今年もよろしくお願いします。
この時期、練習よりも練習試合のほうが、寒くてつらいですね。
中尾さん、お世話になっております。
この、私に対するコメントを読んで、真っ先に浮かんできたのは・・・
2009年も相変わらずの
『下手な鉄砲も数討ちゃ当たる』
式だったんだな(^^ゞ
本年もよろしくお願いいたします m(_ _)m
GAIさん、本年もどうぞよろしく!
人それぞれ、文章に関する感じ方はさまざまですが、私なぞは、
<真っ先に浮かんできたのは・・・
から
<2009年も相変わらずの
へ移る空白の行間に「オオッ、GAIさん、うまいこと言うなあ」と思う人間です。
中尾様 今年もよろしくお願いします。
今年も専門的な話は、他の方にお願いして、
(私は、ROMして)
ほのぼの系に対応していこうと思っています。
とはいいながらも、前向きにいろいろ参加してみようと思います。
よろしくお願いします。
shikaさん、本年もどうぞよろしくお願いします。
<ほのぼの系に対応していこうと思っています。
ありがとうございます。
私もISO系で自分の意見を言うと叩かれることが多いので、ほのぼの系でなんとか情緒的バランスをとっている次第です。
中尾さん、各コメンテータへの挨拶に私の名前を今頃発見しました(松の内ぎりぎり)。本年も和みの話題を提供して下さい。
>審査関係の話に興味をお持ちのようですが、いつも審査問題で苦労しておられるのでしょうか
特に意識していませんが審査員とタイマンを張るのは私だけで武器は、自分の意に無関係な皆の活動結果だけなので自然に防御よりも審査員や審査制度への反撃(防衛本能)なのかもです。
元々品質管理やMSとは無縁の材料研究をしていたのですが、子会社が顧客の要求でISO9001取得することになり取得プロジェクト長にさせられたのがこの世界への転機でした。最初は悩み、先行する関係会社の状況を横にらみでしたがISOS社の「ISO事務局心得帖」を読み、そのメーリングリストを知るや認証維持の悩みから開放されました。このブログのコメンテータ多数に鍛えられましたハイ。
その後、町工場に移り、相変わらず事務局もどきをしていますが
今の関心事は、ヒューマンエラーです。
ファイヤードマンさん、本年もどうぞよろしくお願いします。
<今の関心事は、ヒューマンエラーです。
雑誌作りにおいて最大の不具合の1つが校正ミスですが、校正ミスの中でいったいどこからをヒューマンエラーというのでしょうかねえ。
例えば、アイソスの誌面の一番下に頁数が掲載されていますが、予定していた記事の頁が入らなかったり、あるいは予定よりも頁が増えたりすることが、印刷会社への出稿前に2〜3度あって、そのたびに誌面の下の頁数が変動するのです。で、きちんと頁数がまちがいなく変更されているかを確認しなければなりませんが、それを誌面の記事の校正をやったついでに、頁数のチェックも一緒にやったりすると、よく見落とすのです。ですが、頁は頁だけでまとめて一気に校正すると、つまり別工程にすると、見落としが激減します。つまり、あっちこっちを見るのではなく、流れるようにスムーズに見ることができる作業に分割するわけです。ですが、このスムーズさがあまりに長すぎると、例えば単行本のように何百頁もノンブルをチェックし続けると、今度は単調すぎて集中力が落ちてきて、また見落としが出る可能性が高くなります。
ここまでの対応はできるのです。
ですが、「一読者ですが・・・」と言って名を名乗らない人からアイソス批判をさんざん言われて、一方的に電話を切られた後に校正したりすると、「アノヤロウ!」とか考えながら、上の空で記事を読んでいたりして、誤字を見落としたりすることがあるわけです。もちろん、校正は1人でするわけではありませんから、別の編集マンも同じ記事をチェックします。ですが、その記事がその編集マン自身が書いたものだったりすると、案外誤字を正字に頭の中で勝手に変換して読み飛ばしたりすることがあります。それに、1人よりも2人、2人よりも3人のチェックのほうが精度が上がるというのは妄信であることは、ヒューマンエラーの歴史の中で実証されています。
つまり、ここらあたりからむずかしくなってきて、頭が痛いのです。ちょっと、話が長すぎましたね、スミマセン。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
暮れから体調を崩して、医師から絶対安静指示などが出て … 寝たきり正月でした。
さきほど検査の結果が出て、完治したとのことですので、これからが本格的な年明けです。
今年もよろしくお願いします。
え”…iso??さん、ご快復おめでとうございます。
大変な正月でしたね。仕事とプライベートの両面をやりすぎたのかな?
お体をご自愛くださいませ。
本年もどうぞよろしくお願いします。
中尾さん、過分なコメントありがとうございます。
ヒューマンファクターと根本原因分析への取り組みについては、建設的というより妄想的仮説段階かもしれません。
今年は、組織学習という要素も重点にやってみようと思っています。
「校正ミス」について。
私は、勤務先で環境報告書の編集事務局もしており、日本語版・英語版の校正もします。10年もやっています。ところ〜が!、誤字・誤訳のないものは1つもありませんでした。校正は3種類の人間(原稿執筆者、編集担当者/私、EDP・印刷業者)が2回以上実施しているのに!です。
プロの校正人は「読まずに校正する」という噂を聞いたことがありますが、シロートの私には意味不明です。
「誤字」をストレスなく「意図した文字」として読める凄い能力=「思い込み」もしくは「推論」が人間にはあるようです。
なにぶん本年もよろしくお願いします。
道友さん、本年もどうぞよろしくお願いします。
<今年は、組織学習という要素も重点にやってみようと思っています。
私も非常に関心のあるテーマです。
実はいま、内部監査にファシリテーションの手法を導入しようという試みを取材しています。「内部監査はトップマネジメントの替わりに監査するもの」と私は思い込んでいたのですが、あるファシリテーターの方から「トップのためにやるというのでは、まるでプランテーション経営じゃないですか。それに本気でそう思っているなら、トップ監査をすればいいのです」と言われ、グウの音も出ませんでした。その方の考え方は、内部監査では監査員はできるだけ質問をせず、被監査側にどんどん話をさせ、監査員はその話をまとめていくのを支援するという手法をとります。時間はかかりますが、被監査側の認識度合い、納得度合い、ノリノリ度合いは非常に高いそうで、道友さんの考えておられることとは違う方向かもしれませんが、これも一種の組織学習だと思います。
<「誤字」をストレスなく「意図した文字」として読める凄い能力=「思い込み」
実にうまい表現ですね。私の場合、自分が書いた文章、あるいは自分がよく知っている内容が書かれた文章を校正する時に引っかかるのが、コレです。
今年もよろしくお願いいたします。
<仏壇の天上には「空」という時が書かれていて(禅宗の仏壇ではこのようにするのでしょうか?)、字の一部が焦げていました。
仏壇の上の天井が他階の床となっていて、仏壇の上を人が歩く可能性が有る時に、「空」と書いた紙を貼ると教えられました。中尾さんがご存じのご住職とは別の方で、真言密教を伝えられている方です。
ちなみに、“焦げ”ではなく、お線香のすすによる汚れです。(^^;
道友さんへのResですが、
<内部監査はトップマネジメントの替わりに監査するもの」と私は思い込んでいたのですが、あるファシリテーターの方から「トップのためにやるというのでは、まるでプランテーション経営じゃないですか。それに本気でそう思っているなら、トップ監査をすればいいのです
“トップのために”ではなく、“経営のために”ですが・・・。
ここでは、“プランテーション経営”という言葉をどのような意味で使っていらっしゃるのでしょう・・・。
<内部監査では監査員はできるだけ質問をせず、被監査側にどんどん話をさせ、監査員はその話をまとめていくのを支援するという手法をとります。時間はかかりますが、被監査側の認識度合い、納得度合い、ノリノリ度合いは非常に高いそうで
何のために被監査側の認識度合い、納得度合い、ノリノリ度合いを高めるのでしょうか?
最終的な目的は?
経営に役立たせるためではないのでしょうか・・・。
マネジメントシステム内部監査は、経営ツールです。
トップマネジメントに報告するのも、経営のためです。
言葉遊びと捉えられると困りますが、いくつもサイトがあるような組織と、全員の顔が見える組織では、内部監査のやり方は違うと思います。経営に役立つとはどういうことなのか?を考えながら進めれば、やり方は沢山でも、目的は一つですよね。
出遅れてしまい、失礼しました。
<審査道無風流プロジェクトの中で私が今一番関心があるのは、二者監査研修です
心強いお言葉、ありがとうございます。
二者監査員養成については、ますます、その必要性を強く感じるようになりました。
利害関係者から派遣されたという立場から考えれば、監査員の言うことは、白を黒にすることも可能ですし、最も倫理観が要求される監査のはずですが、日本の中だけを見ると、内部監査と同様に、考え方や技術の提供が遅れている部分があると感じています。
二者監査員を養成する際、内部監査員コースに派遣している組織がほとんどではないでしょうか。自社で養成している組織でも、倫理感や立場を考慮しない発言/指摘の弊害について教えている会社は少ないように感じます。
内部監査員に教えているような経営に役立つ監査の考え方は、二者監査の場で行われれば、“余計なお世話”以外の何者でもありません。
一方で、監査の目的は当社の製品に悪影響が及ぶようなものを買わない、入れないためです。
必然的に、マネジメントシステム内部監査とは監査の仕方、重きを置く部分が違ってくる思います。
準備が整い次第、バリデーションコースを行いたいと思いますので、その節は是非、ご参加の上、ご意見をお願いします。
TOMOさん、本年もどうぞよろしくお願いします。
年明け一発目からの鋭い突っ込み、ありがとうございます。
<経営に役立つとはどういうことなのか?を考えながら進めれば、やり方は沢山でも、目的は一つですよね。
内部監査は経営のためにやること、経営に役立つとはどういうことなのかを考えながら内部監査に取り組むこと、これについては異存はありません。私が関心を持っているのは、目的ではなく、やり方のほうです。「ファシリテーション」っていうやり方は、おもしろいのではないか? と言いたかっただけなのですが、それが伝わらないのは、私の表現が未熟なのでしょう。
師範さん、本年もよろしくお願いします。
<準備が整い次第、バリデーションコースを行いたいと思いますので、その節は是非、ご参加の上、ご意見をお願いします。
了解しました。これは提案ですが、バリデーションコースの実施の際には、企業の調達部の人間も呼んでコメントしてもらうのもいいのではないでしょうか。
中尾さん
新年早々すみません(^^;
TOMOさんへのResですが、
<仏壇の天上には「空」という時が書かれていて(禅宗の仏壇ではこのようにするのでしょうか?)、字の一部が焦げていました。仏壇の上の天井が他階の床となっていて、仏壇の上を人が歩く可能性が有る時に、「空」と書いた紙を貼ると教えられました。中尾さんがご存じのご住職とは別の方で、真言密教を伝えられている方です。>
自分の親戚でも同じことがしてあり、青色の紙に墨で、「空」と書いてました。浄土宗系ですが…
仏壇と天井が近い場合も貼ったほうが良いとのことでしたが…
一戸建ての3階立て2階部に仏壇があったので…
ちなみに、自分の所の真言系のお坊さんも昔は、そういう風習があると言っていました。
遠縁の新潟のお坊さんも、「空」を貼るものだといっていました。
でも、実家は、団地の2階ですが、「空」は、貼っていませんでした。
中尾さんへ
この話はJQAIの取材の話の時に書いたのですが,表現方法がまずかったのか見事に削除されてしまいました(^^ゞ
今回は少々気をつかって記載します。
> 私が関心を持っているのは、目的ではなく、やり方のほうです。「ファシリテーション」っていうやり方は、おもしろいのではないか?
「ファシリテーションのやり方」と強調しているわけではないですが,是非,J.Plexus(の内部監査員コースとかSACなど)を取材されることをお勧めします。ISO/TS16949の内部監査コースが始まったころから,すでに「これが当たり前の監査のやり方」という感じでセミナをやっています。
これを取材されれば,
> その方の考え方は、内部監査では監査員はできるだけ質問をせず、被監査側にどんどん話をさせ、監査員はその話をまとめていくのを支援するという手法をとります。
これは「その方の考え方」というよりも,監査/審査での「95:05の法則」として既に紹介されていて,良い監査/審査では,
95:被監査側の話す量
05:監査員/審査員の話す量
となるということを,軽〜く伝えています。
> 時間はかかりますが、被監査側の認識度合い、納得度合い、ノリノリ度合いは非常に高いそうで、道友さんの考えておられることとは違う方向かもしれませんが、これも一種の組織学習だと思います。
時間はかかりません。
むしろ規格の裏返しとか,それに準じたチェックシートを使って絨毯爆撃するような監査/審査より少なくて済みます。
やり方はいたって簡単(^^ゞ
・実際の業務プロセスに対し,「どのように満たされているか」
を被監査側とともに検証するというスタンスで臨む
・効果的な面談スキルで,様々な質問技法を用いる
オープンエンド質問
クローズエンド質問
明確化のための質問
誘導質問(必要に応じ) ← 誘導尋問じゃないよ!
・COP(顧客志向プロセス)アプローチに基づき,
タートル分析手法の考え方を用いてプロセスの弱点を
浮き彫りにする(これはSACで)
のような感じになりますから,従来の「いわゆるチェックシート」は監査員の忘備録的な位置付けになりますし,もちろん,「被監査側の認識度合い,納得度合い,ノリノリ度合い」も充分です。
というのが,J.Plexus(AIAG)の教えている内部監査の技法です。
遅れ馳せながら、本年も宜しくお願いいたします。
情報を得る場として、また、考えを深めるきっかけを与えてもらえる場として、楽しみにさせてもらっています。
私、入社して十有余年、仕事はISO-MS関連一筋ですが、ここ数年は事務局で取り扱う事案(顧客や行政からの問い合わせに対する対応)が、QMS・EMSに加え、RoHS・REACH対応などの化学物質管理、BCP、ISMS、CSRと多岐に渡り、さらには金属材料の原産国確認(コンゴの鉱山を使っていないかといったCSR絡みや、インド製からコバルトが検出されているといった化学物質管理絡み)だの、輸出貿易管理令の規制対象確認だの(当社は下請けで自社での輸出はなく、受注した製品がどこで何に使われるか知らされない場合がほとんどなのに!)、製品1個当たりのCO2排出量だのと増加・複雑化の一途をたどるばかり。その他にも諸々と社内体制整備の必要なこともあり、所属は「企画室」なる役員直轄の新設部門へと転じました。今は知財管理体制整備なんぞもやっていたりと、「企画室」とはつまり便利屋ということでしょうか。
なすべき仕事、なしたい仕事は山のようにあれども、一向に前に進んでないのが実状ですが、かれこれ10年近く前に一度行ったきりの某MLの合宿やら勉強会的な催しやらにも、内部監査や人材育成がテーマなら行こうかしらと思ったり思わなかったり…。
インプット(勉強)を継続するとともに、もっとアウトプット(業務提案・展開)を増やすこと、が今年の私のテーマです。
TOMOさんへ
<良い活動の「良い」に対する指標をどう設定していくか
あっ、コレ、いい表現ですね。
私が思っている「良い」と、TOMOさんが思っている「良い」があるとして、私が勝手に、TOMOさんの話を聞いて、たぶんお互い同じような内容で「良い」と思っているんだろうと、感覚的に思いこんでいたとします。それで実際に両者で動き出してみると、「あれ、TOMOさんの良いは、僕の良いと違うのだ」などと、後でわかったりします。
でも、これが指標になると、ブレが少ないでしょうね。何らかの基準があって、それに沿って測定可能な目標値が両者の間で設定されると、基準そのものをきちんと理解していない場合などを除けば、ブレないですもんね。
GAIさんへ
<是非,J.Plexus(の内部監査員コースとかSACなど)を取材されることをお勧めします。
ジャパン・プレクサスには開闢以来(まだ開設して13年の会社ですが)、取材を申し込み続けていますが、断られて続けています。というか、鈴木さんには、新日鐵時代から取材を申し込んでいますね。ですから、私も取材しようとはアプローチしてるわけですよ、そこんとこ、わかってください。
もちろん、取材はダメというだけで、何度か喫茶店でお会いして情報交換をやったことはありますし、TSについてわからないことがあってメールを入れると、鈴木社長は丁寧に返答してくださいます。昔はTSに関する連載記事も書いていただいたこともあります。
取材がダメな理由がわかる気もします。だってノウハウはすべて門外不出でしょ? そこんとこは、GAIさんもよくご存じのはず。
実は一昨年の是正処置WSの会場で、家元と師範がTSの受験話をされていて、それにGAIさんが加わってSACの話もされて盛り上げっていた時、これはすごいなあ、ぜひプレクサスから話を聞いてみたいものだと思った次第です。そこで懲りもせず、またプレクサスに「一度お会いできませんか?」とお願いしたら、やはり断られました。残念です。
イグチさん、本年もどうぞよろしくお願いします。
お話を聞いていますと、机上屋の私としては、いろんな仕事を経験されて羨ましい限りなのですが、ご本人としては大変苦労されているのでしょうね。
<インプット(勉強)を継続するとともに、もっとアウトプット(業務提案・展開)を増やすこと、が今年の私のテーマです。
役員直轄の企画室に転属されたので、アウトプットを出せば、そのまま経営に大きな影響を与えることができるのではないでしょうか? もしそうなら、今年はイグチさんにとって大いなる年ですね。
一応定時外になったので、昔の姿に戻って(^0_0^)
ファシリテーターのネタといえば・・・・・です。
年末のWSの席上で仔豚がつぶやいたのが・・・
監査員(その時は審査員だったかも)の究極の姿って、カウンセラーじゃないかなぁ。。。。。
お時間一杯カウンセリングを受けて、ほとんど何も離さなかったのに、「良い話を聞かせてもらいました・・・」っていってもらえる感じです。
「最近どうですか?」「上手くいっていますか?」だけで、被監査側が「やっぱりまずいですねぇ。是正します」まで言ってくれる監査をしてみたいものです。