私の少年野球事始め

三男坊が小学校1年生の時です。
「すみませんが、もしよろしければ、一緒にゲームに参加してもらえませんか?」
息子が参加している少年野球を見学していると、休み時間に監督から声をかけられました。
低学年のチームで、明らかに人数が足りなさそうだったので、参加しました。

ゴロやフライを捕ると、味方からは「ナイス!」「やったあ!」と声がかかります。
敵からは「ずる〜い!」「なんであそこにオトナがいるの!」とブーイングがきます。
打順はオトナにも回ってきました。
ヒットを打ちました。
まだ名前を覚えられていないので、味方の選手が「さすがオトナですねぇ!」とほめてくれます。
私の1つ1つの行動に、必ず1つ1つレスポンスが返ってくる世界でした。

翌週からは毎回、息子にくっついて少年野球に出かけました。
ある日、息子が風邪を引いて、野球を休んだことがあります。
私はというと、もう気分は朝から野球モードになっていたので、とにかく顔を出してみることにしました。

朝、グラウンドに出てくると、まず子どもたちが不思議がりました。
いつもの二人連れが、今日は一人だからでしょう。
一人の子どもが「あれ? △△君は?」と聞いてきます。
「今日は風邪で休み」と答えます。
今度は別の子どもが「あれ? △△君は?」と聞いてきます。
「今日は風邪で休みだよ」と答えます。
そんなことを繰り返しているうち、オトナたちも異変に気づいたようです。

低学年のコーチが聞いてきました。
「あれ、△△君は?」
「今日は風邪でちょっと・・・」
「△△君は休みなのに、お父さんは来てくださったんですか!」
「ええ、まあ・・・」

「オオーッ!」
私の周囲に立っていたコーチや監督や常連のオトナたちが歓声をあげました。マネージャーの女性は「すごーい!」と言って、手までたたいてくれました。

なにがそんなにすごいのか、私には分かりません。
ですが、人にこんなに歓迎してもらったことは、はじめてでした。

2件のコメント

  1. 私も、入団した息子を、最初はコーチに誘われないように、グランドの一番遠方から見ていただけなんですが、毎回見に来るなら一緒にってんで、何となくコーチになってしまい、10年目に突入です。今、思うと、単純にただ好きでやってるだけですね。試合の何日も前に、オーダーを考えたり、今年はチーム創設30周年記念で、新ユニフォームのデザインをやらせていただいたり。ただ楽しくてやってるだけ。世間はボランティア活動とよぶかもしれないけど。ホントに好きでやってるだけ。いたいけな小学生が、日に日に野球が上手になったり、できなかった挨拶・整理整頓・おかたずけ、高学年による低学年のお世話が、できるようになったり、こりゃ楽しいに決まってますよね。卒団生と会ったときに挨拶してくれたり、近況報告してくれるのもうれしい。コーチどおしで酒飲みながらの談義も楽しい。ずっと続けるんだろうなぁ。

  2. <最初はコーチに誘われないように、グランドの一番遠方から見ていただけなんです
    このあたり、一緒ですね。私もなるべく遠い席から見ていました。
    <卒団生と会ったときに挨拶してくれたり、近況報告してくれるのもうれしい。
    運動会に行ったときは、楽しいですね。知っている子どもや親がたくさんいて。

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