ジャストシステムの間違い

ssmaster一太郎やATOKで知られるジャストシステムは、
本ブログで何回か紹介しているSSMのソフトを作成しています。
Alize(アライズ)という名称の未然防止のための支援システムで、
ここ数年順調に売れていました。
なのに、ジャストシステムは、メンテ業務だけを残して、
このたびAlize事業から撤退することを決めました。
Alizeが良くても、会社の主力事業が低迷しているからだそうです。
同社はすでに3期連続の赤字を出しています。
SSMソフトは今後、SSM master(写真)が主力になります。

本当はアイソス新年号で、
このAlizeを紹介することになっていました。
アイソス掲載が見送りになったことで、
同事業部の部長さんが当社にお詫びに来られました。
以下は、そのときに聞いた話です。

Alizeの開発当初、ジャストシステムはまず、
企業の情報システム担当者に売り込みをかけました。
ですが、全然売れません。
そこで、Alizeのユーザーである設計者に売り込みをかけてみました。
今度は反応がありました。
大手製造業を中心に、少しずつ売れ始めました。
「システムだから、システム屋に売ればいいと思っていたのが間違いでした。お客さんは、田村泰彦さんが提唱しておられるSSMのコンテンツに納得して買ってくれるのです。コンテンツがわかるのは、システム屋ではありません。システムのユーザーです」(部長さんの言)

いい話を最後に聞かせていただきました。